秋バラの開花状況【10月15日】
秋バラ開花状況と今週のおすすめ品種
10月15日(日)の開花状況
今年は厳しい残暑が長く続いた影響もあり、花数が少ない状態でポツポツと咲いている状況です。
品種ごとに開花のタイミングが異なるため「何分咲き」という表現はできませんが、現在「リオサンバ」「ヘルツアス」などが見頃を迎えています。
開花予想としては10月20日以降に少しずつ見頃の品種も増え始め、10月末には全体的に見ごたえが出てくる予想です。
【秋バラの特徴】
春バラに比べ花はやや小ぶりとなりますが、その分花の形が崩れにくく花色も濃いという点が秋バラの特徴です。春は日差しの強さに色が飛んで見えてしまうラベンダー色の「シャルル・ド・ゴール」や「ライラック・ビューティ」などは秋にその良さを発揮する品種です。淡いグラデーションがついている「シンプリーヘブン」や「ボレロ」なども本来の色が楽しめるでしょう。
また気温が下がってくると花がゆっくりと開くようになるため、香りをしっかりと感じられます。「バラの香り」というとどんな香りを想像するでしょう?実はバラの香りには”フルーツ系”や”ティー(紅茶)系””ダマスク系”など様々な系統があり、品種によって個性があります。ひとつの植物の中でこれほど香りに多様性があるのはバラくらいかもしれません。「秋バラ香りコンテスト」も開催中です。バラ園を散策しながらお気に入りの花を探してみてください。