クロツラヘラサギがうまれました!
クロツラヘラサギがうまれました!
クロツラヘラサギは通常4月から6月頃に産卵し、4週間程度、卵を抱き温め雛がかえります。
当園でも、親鳥が産卵、抱卵していましたが、かえった雛を上手に育てる事が出来なかったため、
飼育員が卵から巣立つまで育てる人工育雛(じんこういくすう)を行いました。
人工育雛では、ドジョウを中心に小松菜や動物用ミルクを混ぜた流動食を与えます。
成長段階に合わせて、餌の内容を変えていき、最終的に流動食から魚に切り替え、
自力で餌を食べられるように練習します。
完全に自力で餌を食べれるようになったのは、卵からかえって52日目の時でした。
現在は、マナヅル舎で他の個体と一緒に暮らしています。
生まれてから約1年は嘴がピンク色なので、嘴の色で見分けることができます。
是非、見分けて観察してみてください。