ヒナの誕生ならず… (2010年6月21日) |
今年も抱卵をしていたことは以前お知らせしましたが、今回は残念ながらヒナの誕生にはいたりませんでした。 アオダイショウに卵を食べられてしまった後も、メスはずっと残りの卵を抱いていました。 しかし、予定日を過ぎても孵化する気配がみられなかったため、卵を確認してみました。 結果、6卵中4卵が無精卵でした。2卵は途中で死んでしまった中止卵でした。 今年は残念な結果となってしまいましたが、来年はかわいいヒナがみられるようにがんばりたいと思います。 (藪) |
2年続けての抱卵 (2010年5月24日) |
昨年に続き、今年も産卵をしました。 去年と同じ屋根の上でメスが卵を温めています。 普段はおとなしいのですが、卵を守るために神経質になっているのか、オスメスともに、ハワイガンや昨年うまれの自分の子でさえも追い回しています(>o<;) 追われた鳥たちは、奥にある部屋や、カピバラのそばに逃げ込んでいます。 今年は11卵産んだのですが、残念なことに5月22日、アオダイショウに5卵食べられてしまいました…。 しかし、残りの6卵はあたため続けているので、無精卵でなければ、6月中旬に孵化する予定です。 担当者としては、早くかわいいヒナが孵化し、親たちがおとなしくなるのを心待ちにしています。 (藪) |
ヒナのそれから (2009年7月14日) |
(左)5月31日 (中央)6月28日 (右)7月14日 |
前回お伝えしたアカツクシガモのヒナは、順調に成長しています。 生まれたばかりは白黒のまだら模様だったのが、およそ1ヶ月で大人と同じような羽が生えてきました。 今ではほぼ、親と同じ姿になっています。 カモの仲間は早成性といって生まれたときから羽毛が生え、すぐに親と一緒に歩き出します。餌も自分で取るのです。そしてご覧のとおり今では大人のような姿になっています。 白黒な姿はもう今年は見ることはできませんが、すっかり大きくなった姿をぜひ見に来てください。 ところで、このヒナと一緒に温められていた卵たち、前回孵卵器に入れたとお伝えしましたが、その後どうなったか気になっている方も多いことでしょう。 8卵中1羽が孵化し、2卵が無精卵、5卵は途中で成長が止まって死亡していました。 また、かえった1羽も、5日目に突然死亡してしまいました。 とても悲しいことですが、今回の結果をいかしてこれからもがんばっていこうと飼育担当者一同、心を引き締めて動物たちと接していきたいと思っています。 (藤嶋) |
誕生! (2009年5月31日) |
本日の朝、ガンカモ池をのぞいてみると、親に連れられ1羽のヒナがちょこちょこと歩いているのが見えました。 先日お伝えした卵から、孵化したようです。 他の卵は孵化していなかったのですが、親が卵を抱くのをやめてしまったようですっかり冷えていました。 担当者があわてて孵卵器という卵を温める施設に移動したので残りの卵はまだどうなるかわかりませんが、生まれた1羽は元気よく親について歩いています。 白と黒できれいな模様のあるヒナです。 すぐに大きくなってしまうので、早めに会いに来てくださいね! (藤嶋) |
静かに見守ってください。 (2009年5月15日) |
園内のガンカモ池と呼んでいる展示施設。 現在、展示が少しさびしくなっています。 なぜなら、この施設内でひときわ目立っていたアカツクシガモが見えないことがあるからです。 なぜ見えないのかというと。。。 奥まった場所にある屋根の上で、卵を抱いているのです。 ときおり、巣から離れて卵を冷やしたりしていますが、メスは卵を抱いています。 オスはその周りで見張りをしています。 落ち葉などを集めた巣には、さらに自分の羽毛を抜いてあたたかな卵のベットを作ります。 4月の終わりころから卵を産み始め、今は9個の卵を抱いています。 およそ1ヶ月で孵化するので、もう少しでかわいいヒナが見られるのではないかと職員一同楽しみにしています。 もうすぐ、以前よりにぎやかなガンカモ池になると思いますので楽しみにご期待ください。 ただ、抱卵中や子育て中の動物は、神経質になっています。 静かに見守ってください。 (藤嶋) |
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