動物日誌ムギワラトキ

地味に見えて実は派手！！
（2014年11月14日）

現在、治療のために閉鎖中になっていますが、フライングケージの中にシロトキ、クロトキ、ムギワラトキの３種類のトキがいる事をご存じですか？
トキとはいっても、ニホントキとは違い、３種類とも絶滅の恐れは低いそう。

ムギワラトキはオーストラリアやその周辺諸島に生息しています。なぜ名前に「ムギワラ」と付くのかというと、胸に生えている羽毛が麦わらに似ていることから、この名前が付いたそうです。

この鳥パッと見だと、体は大きいし、頭に羽は無く、しかも顔も背中も黒くて可愛らしくない・・・。むしろ小さな子供からすれば、不気味に見えるのかもしれません。綺麗なピンク色をしたフラミンゴたちと比べたら地味・・・。

なんて事は、決してないんです！！一見、地味に見えますが、背中の羽は光の当たり方によって、玉虫色のように見えるんですよ！「黒っぽい鳥」だからか、あまりよく見られていない彼らですが、きちんと観察すると、とてもきれいな鳥だという事が分かります。地味に見えて、じつは光ってます。
現在は閉鎖中により、見る事ができませんが、再開したらぜひ、彼らにも注目してみて下さい！！
ちなみに、３羽いますよ！！

（藪）