動物園の出来事などを紹介します。 |
鳥獣供養の塔 (2009年11月16日) |
当園に「鳥獣供養の塔」があるのをご存知でしょうか? ブチハイエナ舎とガンカモ池の間にあります。 このたび、この塔の建て替えをしました。 昭和28年4月に開園して以来56年間、多くの動物がうまれて、亡くなりました。 現在飼育している動物以外にも多くの動物たちがみなさんの記憶に残っていることと思います。 動物園では、たくさんの「命」を通してみなさんに動物、地球に関する情報や楽しみを発信しています。 この塔がそんな「命」や動物たちのことを考えるきっかけになるといいなと考えています。 今度、当園に訪れる際にはこの塔を探して、みなさんの心に残る動物たちを思い出してみてください。 (藤嶋) |
ピンクと黄色の共演 (2009年3月31日) |
今年は例年になく桜を長い間楽しめたのですが、さすがに今では葉桜になってしまいました。 しかし、動物園内の「とりたちのらくえん」にあるヤマブキは今が満開。 オオフラミオンゴの池のすぐ脇で黄色い花が咲きほこっています。 フラミンゴのピンクとヤマブキの黄色、絶好の撮影ポイントですよ! (藤嶋) |
花満開 (2009年3月31日) |
先日もお伝えした、大宮公園の桜はだいぶ花開いてきました。 けれども、涼しい日が続いているので今週末も楽しめそうです。(写真左) そんな桜ばかりに気をとられていたのですが、動物園内を見渡すと入り口付近のコブシの花も満開でした。 大振りの白い花が桜に負けず劣らず咲き誇っています。(写真中央、右) 4月に入り暖かくなってきたので、動物たちも元気に活動している様子がよく見られます。 (藤嶋) |
花より団子? (2009年3月23日) |
大宮公園といえばまず「桜」を思い浮かべる方も多いと思います。 公園内には約1200本の桜があり、昨日開花宣言もされました。 いよいよお花見の季節がやってきます。 動物園の前の広場はその公園内でも1番の桜の見所です。 現在は写真のような開花具合で、これから屋台なども出て賑わいを見せることでしょう。 動物園も春の訪れとともににぎやかになってきます。 外で遊ぶにもとても気持ちがいい季節です。 みなさんは花より団子ですか? 大宮公園小動物園なら、「花」も「団子」も「動物」も、すべてを満喫できますよ! (藤嶋) |
梅の香り (2009年2月18日) |
ここ数日とても暖かい日が続いており、動物園を訪れてくださる人でにぎわっています。 そんな日の昼間、園内に出るとほんのり甘い香りがしてきました。 何かなと思い、ちょっと探してみると動物園のすぐ外で梅の花が咲いていました。 この動物園がある大宮公園にはたくさんの木や花があります。 いつも動物園内で作業をしているので気づきませんでしたが、春の訪れを感じさせてくれました。 大宮第二公園では「梅祭り」も開催されており、動物園もその周りもにぎわっていたようでした。 こころなしか動物たちも元気に動き回る様子が増えたようにも感じられます。 ちょっとポカポカな昼下がりに動物園や大宮公園でお散歩してみるのはいかがでしょうか? (藤嶋) |
トンカントンカン (2008年11月10日) |
ドリルやのこぎり、ペンチなど動物園とは関係なさそうな道具がいっぱいのこの写真。 大工さんじゃありません。これも動物園の1コマなんです。 動物園の飼育係はなんでも屋。ほんとにいろんなことをします。 これは、今度新しくやってくる動物の運動場の整備の様子です。 動物たちが快適に楽しく過ごせるように、右の写真のように丸太や台を設置しています。 もうすぐやってくるので、現在急ピッチで作業中です。 彼らが動き回る姿を想像していろいろ作ります。 もちろん皆さんから動物の姿が良く見えるようにという工夫も忘れません。また、動物たちがみなさんから見られることがストレスにならないようにということも考えなければいけません。 考えることが多すぎて、頭がこんがらがってきてしまいます。 けれど、ここに新たな住人が来ればこの苦労も報われるはず。と思ってがんばっています。 この部屋にはどんな動物が入るのかみなさんも楽しみにお待ちください! (藤嶋) |
羽根の材料 (2008年10月12日) |
動物園の入口横にある「今日のイベント」の看板の近くに黄緑色の木の実が落ちています。 この実は「ムクロジ」という木の実で、皮を傷つけるとネバネバの汁が出てきます。 これに水を加えてよくこすると泡が立つんです! 平安時代にはこれで洗濯や髪の毛を洗っていたそうですよ。 冬近くなってから落ちてくる実は、茶色になり、割ると中から黒い硬い実が出てきます。 これは、お正月に遊ぶ「羽根つき」の羽根になるんですよ! (藪) |
動物園の動物? (2008年9月20日) |
この動物は何だかわかりますか? 「ヤモリ」です。 先日、動物舎の裏で見つけました。 ヤモリは、民家のまわりで見られる動物なのですが、意外と知られていないのでここで紹介することにしました。と言う僕も、子供のころから「さいたま市」内に住んでいましたが、このあたりに住んでいるとは知りませんでした。 ご存知のとおり、ヤモリは壁や天井などを歩くことができ、昆虫を食べて生活しています。 害虫を食べることから家を守ると言われ、「守宮」「家守」と書かれることもあります。 夜行性なので、ちょっと見つけにくいかもしれません。 けれど、外灯の下などに餌を探しに出てくることがあります。 これからの季節はちょっと見つけにくいかもしれませんが、みなさんのうちの周りでもちょっと探してみてはどうですか? 今度、動物園に来たときは飼育されている動物以外にもちょっと目を向けてみるのも面白いかもしれません。 (藤嶋) |
手洗い場完成。 (2008年7月27日) |
大宮公園小動物園では、2年前からモルモットふれあいをはじめました。 そして、「ドキドキコンタクト」など、今ではみなさんが動物と接する機会がぐっと増えました。 今まであった1ヶ所の水道では、列ができてしまうこともしばしば。。。 そこで新たに手洗い場が完成しました。 今までの水道のすぐ脇の、ステキなデザインの見つけやすい手洗い場です。 これからは、みなさんをお待たせしなくてすみそうです。 動物にさわったら、しっかり手を洗ってくださいね! (藤嶋) |
暑さ対策。 (2008年7月24日) |
日曜、祝祭日に行っている「モルモットふれあいタイム」も、最近の暑さですっかり訪れる人が減ってしまいました。 強い日差しは、みなさんにもモルモットたちにも負担が大きいので、日除けのテントを購入しました。 エアコンの効いた部屋のように涼しくとはいきませんが、今までよりは涼しく過ごしてもらえそうです。 人が少ないということは、モルモットたちを独占できる時間が多くなるということです。 なるべく長い時間、モルモットと一緒にいたい。 いつもは子供が多くて、ずっと抱いているのをためらってしまう。という方! ちょっと暑いかもしれませんが、今の時期はおすすめですよ! (藤嶋) |
雨上がりの風景。 (2008年6月9日) |
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僕が大宮公園小動物園に異動してきて2ヶ月。 まだまだ、いろいろ勉強中なわけで、時間をみつけては園内をふらふら歩くようにしています。 そんな中でちょっとした発見が! 「とりたちの楽園」と名前がついている通り抜けのフライングケージ。 これまでは鳥たちは朝が活発で、昼間はあまり見栄えがしないなぁって思っていました。 けれど、雨上がりに日が差したころ行ってみるてびっくり! 鳥たちは通路の手すりで日光浴をしていました。そしてその光に輝く羽に見入ってしまいました。 写真は「ムギワラトキ」。 いつもは頭上にいて地味な印象ですが、光沢のある羽がとてもきれいです。 ほかの鳥たちもいつもより輝いて近くで見ることができました。 梅雨が続きますが、雨の後にはステキな鳥たちの姿が見られるかもしれません。。 (藤嶋) |
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