贅沢すぎませんか?!
(2016年7月29日)
 
         

小さな餌を大きなクチバシでヒョイとつまんで、パクッと食べるギンガオサイチョウ。夏場は餌が傷んでしまうので1日2回に分けて給餌をしています。そして、季節によりブドウの種類が変わってデラウェアという小粒の物になりました。すると餌の残りが多い。以前はブドウが残っている事なんて、ほとんどなかったのに・・・。100歩譲って、暑さで食欲が落ちる事は、人間にもある事。しかし、品が変わったから食べなくなるなんて。デラウェアの方がちょっと酸っぱくて、彼らの口には小粒すぎるのか・・・。

それにしても君たちちょっと、贅沢すぎやしませんか?


(藪)




 ヒョイッ!パクッ!!
(2014年7月15日)
 
  
 
来園して早、1年半。よく2羽仲良く並んで、木に止まっています。
彼らのクチバシは大きく、体の色も黒いため、肉食の鳥に間違われますが、バナナやリンゴ、ふかしたサツマイモなどを1cm角に切った物やふやかしたドッグフードなどをあげています。
あの大きなクチバシで、小さな餌を潰すことなく器用に「ヒョイ」っとつまんで「パク」っと食べます。

普段、餌は1日1回、午前中にあげています。彼らのヒョイ、パック!の姿を1度見に来てください!!


(藪)




新登場
(2012年11月28日)

        
 

「とりたちの楽園」のウスユキバト舎の隣に、先日キジ舎へ移動したコシジロヤマドリにかわって、2羽のメスのギンガオサイチョウが、埼玉県こども動物自然公園からやって来ました。くちばしの上の突起物(カスク)がサイの角のようなので、サイチョウといいます。この2羽のカスクも十分大きいのですが、オスでは、さらに大きく立派になります。

ギンガオサイチョウは樹上性で、めったに地上に降りることはありません。餌は、主にサクランボぐらいのサイズのさまざまな果実で、これらの餌を求めて、群れで移動することもあります。また繁殖期には、トカゲ、ムカデ、昆虫、小鳥、卵などの動物質も摂取します。エチオピア、ケニア、タンザニアから南アフリカ東部沿岸地域に生息しており、ケニアの首都ナイロビでは、普通に庭先や公園で見ることができるそうです。こんな大きな鳥が目の前に飛んできたら、さぞや見事なことでしょう

当園でも当初は、「とりたちの楽園」に放し飼いにする予定でした。しかし、「シラコバトやシロトキのヒナが食べられたらどうするんだ?」と待ったがかかり、現在の展示と相成りました。

「カラスがいる」なんて通り過ぎないで、意外につぶらな瞳で、2羽仲良く寄り添っている姿を見てあげて下さい。

(白井)




 

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