定位置 (2016年5月31日) |
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人にも落ち着く場所があるように、動物たちにもそんな場所があります。フライングケージの鳥たちも然り。 ハッカンは、朝は通路をウロウロとしていますが、開園後や昼過ぎには人の入れない手すりの向こう側にいる事が多く感じます。また、夕方には所定の場所に陣取って休んでいます。 (藪) |
イクメン現る?! (2012年4月1日) |
長い冬も終わり、日差しの暖かい日々が増えてきましたね!動物たちも心なしか、春の訪れを味わっているように思えます。 春は動物たちにとって繁殖シーズンでもあります。フライングケージの鳥たちも、せっせと木の枝を運び巣作りをしたり、メスを守ろうと飼育係を威嚇してつついてきたり・・・(TへT) そんな中、観覧通路の近くの茂みの中に白い背中に赤い顔をした鳥が、ジッと座り込んでいます。 彼は「ハッカン」という、中国南部からミャンマー北部にかけての山岳地帯の森や、竹藪に生息しているキジ科の鳥です。 何をしているのか?というと、実は卵をあたためているんです!!キジ科の仲間は稀に、オスも卵をあたためる事があるようです。 しかし、彼のあたためている卵たちは、彼のパートナーが産んだものでは無く、同じキジ科でも、アフリカに生息している、ホロホロチョウの産んだ卵なのです・・・(:。;) 自分の卵ではないのに、健気に卵をあたため続けるハッカン。今、流行のイクメンではないですか!! 卵が孵るかは、わかりませんが、ジッとあたため続ける彼をつついたり、尾羽をひっぱたりなどせずに、春の日差しのように暖かく、観察して下さいね!! (藪) |
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