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| 小さな縄張り （2017年7月31日） |
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「とりたちのらくえん」に入るには、鳥たちの脱走防止の為、重い扉を２つと、チェーンカーテンをくぐる必要があります。 チェーンカーテンを鳥たちが越える事は、ありません。しかし、そこに他の鳥が来ない事に気が付いたのか、ハワイガンは中扉とチェーンカーテンの間に最近よく居ます。朝、掃除をするために入っていくと、必ずと言っていいほど、そこにいて、入ってくる私たちに向かって羽を広げて一鳴きし威嚇。しかし襲って来るというような事はないため、挨拶なのかな？とも思います。掃除中は他の所へフラフラしに行き、掃除を終える頃には再びそこへ戻っています。 人の出入りがある所なので、落ち着かないと思うのですが、来園した人が、配慮をして通ってくれるので我が物顔でその場にいるようです。もちろん、常にその場にいるのではなく、「そこにいる事が多い。」ので、餌などは食べにも行くし、ギンガオサイチョウの獣舎の裏側にいたり、フラミンゴの池の側に居る事もあります。しかし閉園後は、その小さな場所へ行き休んでいます。きっと彼にとっては、その場所が安心できる自分だけの縄張りなのでしょう。 (藪) |
| ご無沙汰してました！ （2015年7月24日） |
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| 前回の記事から早４年。全く記事に出て来なかった彼ら。前回お知らせしていた卵は残念ながら、無精卵でした。その後も、毎年産んではいるものの、全て無精卵のため、雛の誕生には至っていません。 カピバラ達と同居していた彼らですが、カピバラ舎の改修工事の際に、検疫舎へ移動し、長い間そこで生活してもらい、その後、フライングケージへお引越ししました。 とても夫婦仲の良い鳥で、どこへ行くのも２羽一緒にフライングケージの中を闊歩しています。他の鳥たちよりも堂々としており、餌もいち早く食べにくる程！！ 元々、好奇心旺盛で人見知りをしない性格の鳥なので、フライングケージに入ると近寄ってくる事もありますが、襲って来ることは無いので、こちらも追い払ったりせず、距離を保って観察してみて下さい。きっと彼らの可愛らしいつぶらな瞳に、癒される事間違いなし！！ （藪） |
| 卵を産みました （2011年3月24日） |
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2月26日から3月5日にかけて4個の卵を産みました。残念ながら、うち2個は割れてしまいました。
実は昨年の12月にも産卵していたのですが、残念ながらすべて無精卵でした。 ハワイガンはハワイに生息し、現地ではその鳴き声から「ネネ」と呼ばれています。 動きはあまり俊敏ではなく飛翔力も弱いため、人による乱獲や家畜やネズミの移入によって、一時は100羽以下にまで減ってしまいました。絶滅を防ぐため、人工繁殖がおこなわれ、現在では徐々に生息数が増えています。 そんなハワイガン。卵を抱いているメスに近づくと、両翼を広げ首を伸ばしたオスが「それ以上近寄るな！」と言わんばかりに威嚇してきます。 実際にエサや水を交換するために近寄っていくと、広げた両翼でバシバシと叩かれます。これが結構痛いんです（つ。；） 場合によっては、アザになってしまう事も・・・。普段はそんなことなど無く、人が近寄って行けば、逃げて行くことが多いのに…。 『我が子を守る。』そんな姿を見習わなくてはいけない一部の人にこの痛みを味わって頂きたい！！！ 予定では、４月の初め頃にも孵る予定ですが．．．。 （藪） |
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