たまに出ます。
(2017年5月31日)
 
 
         


5月に入り、暖かい(と、言うよりも暑い?)日が増えました。動物達もこの暖かさを楽しんでるようです。 さて、寒い冬の間は、動物達の体調管理のため、あまり種類が出ていなかった日曜、祝日のイベント「ドキドキコンタクト」も様々な動物が出せるようになりました。キエリボウシインコのロージィーもその中の1頭。
野生下では、赤道付近の暖かい国に生息している彼ら。動物園では普段は冷暖房のある所で生活しています。そのため、寒い冬に外へ出すとお腹を壊してしまう事もあり、冬の間はドキドキコンタクトをお休みしていました。

飼育係の肩や腕に乗って登場するとはじめのうちは気付かれない事もありますが、おしゃべりなロージィーは大きな声で鳴いたり、「オハヨウ」「コンニチハ」と言ってみたり、人の笑い声に反応して笑い声を真似したりして、注目を集めます。ドキドキコンタクトですから皆さんに触って貰いたいのですが、いかんせんロージィーは知らない人に触られるのが苦手・・・。でも人の腕に乗る事はできます。木にしっかりと止まるため爪が尖っていますが、上手に腕に乗せてあげれば、そんなに痛くはありません。さぁ皆さん。ドキドキコンタクトでロージィーを腕に乗せる時には、木になりきってみてくださいね。(※天候や体調、他のイベントがある際には出ない事もあります。)


(藪)




 お手入れ
(2015年9月29日)
 
  
 
オウムやインコの仲間は、木の枝にしっかり止まるために、鉤状の立派な爪があります。野生のインコたちは、生活している環境により、爪が木の肌や石などと擦れ、伸びにくくなっているようですが、飼育されている多くの個体は栄養も充分摂れ、運動不足気味なので、爪が伸び過ぎてしまいます。伸びたままにしておくと、止まり木に止まれなくなってしまったり、どこかにひっかけて、爪が抜けてしまったり。また、爪以外にも嘴が伸びてくる事もあるので、止まり木に止まりにくそうにしていたり、エサを食べにくそうにしていたら、定期的にお手入れをします。
どの様に手入れをするかと言うと、人間と同じように爪切りで爪を切ります。しかし、爪切りの形状が人の物とは違い、はさみ型だったり、犬用の物だったり。インコやオウム以外の動物も爪切りをするので、動物の種類や爪の大きさや太さによって道具を使い分けます。ちなみに、インコたちは、3枚目の写真の赤いはさみのような爪切りを使い、嘴を切る時は、一番左の犬用爪切りで切り、一番右の人用の電動爪やすりを使って形を整えます。
普段は見ることができませんが、このように動物も定期的に爪などのお手入れをします。運が良ければ、テンジクネズミのふれあいタイムの時に、テンジクネズミの爪切りが見れるかも?!


(藪)




おしゃべりなヤツ!!
(2012年7月31日)

 

一人で残業していると、人が居ないはずなのに、聞こえる不気味な笑い声・・・。コンニチワやバイバイ、何か会話らしきものが聞こえてきたり・・・。
夏の風物詩会談話ではなく、実際に私が経験している事なのです。かなり怖いと思いませんか??
そう。大宮公園小動物園はいるんです。
何がって??

それは幽霊・・・ではなく、しゃべる鳥。オウムやインコ!!

特にキエリボウシインコの「ロージィー」は、かなりおしゃべりです。普段は、動物園の事務所内に居ますが、天気の良い日には「インコの家」にて展示をしていたり、ドキドキコンタクトで、皆さんの前に出したり。腕に乗せた事のある人も居るかもしれません(^v^)

キエリボウシインコは緑色の体に襟首が黄色。尾羽や翼には赤や青色の羽もあり、とてもきれいな鳥です。生息地は南米(コスタリカ、ニカラグア、メキシコなど)です。種子や果実を食べます。

とても頭の良い鳥なので、おしゃべりができます。一説には人間の3歳児程度の知能があるとか!!

ロージィーは色々な言葉をしゃべりますが、特に反応が良いのが「笑い声」。人の笑い声に反応して、一緒に笑う・・・(^^;)笑っているのか、笑われているのかは微妙なところですが・・。

インコの家にロージィーが居る際には、声を掛けてみて下さい!もし反応が無いなら、笑いかけてみて下さい!!きっと笑い返してくれますよ(^^)(寝ている時は、そっとしといてあげて下さいネ!)

笑う角には福来たる!と言う言葉があります。猛暑ですが、動物園に来て、ロージィーと笑い合えば、福が舞い込むカモ?!

(藪)



Copyright(C) OMIYA PARK ZOO 2012-2017