森ができるまで
(2019年10月4日)
                
  先日から、モリフクロウ展示場の森づくりを始めました。

 モリフクロウはその名のとおり、森林に生息するフクロウです。名前をみただけでも森にいるフクロウだということがわかります。しかし、当園のモリフクロウの展示場、よく見ると全然森じゃない…!これはいかん。ということで、森をつくることにしました。

今回植えたのは

ナンテン、ネズミモチ、シュロ、ユキノシタの4種類。
全て動物園の中に生えている苗木を使用しています。

森をつくる、なんて簡単に言ってしまいましたが、ふつうは土地に植樹をしてからそこが森になるまでには50年以上かかるそうです。モリフクロウの展示場につくるのはミニミニ森なので、50年は大げさかもしれませんが、今後もお手入れと植樹をこまめにしながら、その遷移を楽しみたいと思います。

(齊藤)



 

 よ〜く見てね!
(2018年2月27日)
 
  

アナホリフクロウのケーナの陰に隠れてしまっていますが、キジ舎には他にもフクロウがいます。

入口から見て、キジ舎の一番奥。2羽のモリフクロウ。小型で昼間活動するアナホリフクロウに比べ、体はい大きいですが、夜行性の彼らは昼間は舎内でも植栽のある奥の方の止まり木でジッとしていることが多く、来園者には、「ココには、いないね〜。」とスルーされてしまう事もしばしば。でもちゃんといます。観覧通路側からは、見えにくくても、彼等から皆さんは丸見え。寝ている事が多いですが、その顔はまるで笑っているかのように見えます。起きている時には真っ黒な可愛らしい瞳でこちらを観察しているのかも。
「いな〜い。」なんて言わないで、舎内をよ〜く探してみて下さいネ!笑ったような顔が見られるか、真っ黒な瞳でこちらを観ていますよ。

(藪)




新しい仲間がやってきました
(2016年8月30日)

          

埼玉県こども動物自然公園からモリフクロウが3羽やってきました。無事、検疫(新しく来た動物が病気を持っていないかの検査)も終わり、825日からキジ舎の1番奥で展示しています。モリフクロウは、その名の通り森林に生息しています。夜行性で活動量は低く、待ち伏せて獲物を捕らえます。姿は日本のフクロウ似ていますが、日本のフクロウより小型で目も大きいためとても可愛らしいです。3羽一緒に並んでいることが多く、じっとしているため「あれ?どこにいるの?」と言われることもしばしば。よ〜く探してみてくださいね。仲良しな3羽が見られますよ。


(滝澤)




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