お宅訪問 (2020年3月30日) |
3月の初旬に、巣箱の大掃除をしました。 ニホンリスは2月から4月ごろに赤ちゃんがうまれることが多く、もしかするとすでに赤ちゃんがいるかも、とドキドキでしたが、幸い、まだどの巣箱にもいませんでした。巣箱の中は、半分以上が土(過去にリスが運んできた落ち葉が土となったもの?)で床がとても高くなっていました。リスが新しく運んだ落ち葉も巣穴から溢れてしまっていました。土を取り出し、あたらあしい落ち葉だけを巣箱に戻しました。 また、ボロボロになり壊れてしまった巣箱は外し、新しく作った巣箱を3つ設置しました。 さらに新しい巣材として杉丸太を8本、展示場に入れました。 巣箱内はかなりすっきりしてしまったため、夜気温が下がったら寒い思いをしてしまうかな?と若干不安もありましたが、数時間後に再び巣箱をのぞくと… すでに杉の樹皮が! さらに翌日のぞいてみると… 杉の樹皮と落ち葉でつくったあたたかそうでふわふわのベッドができていました。仕事がはやい!気に入ってもらえたようでなによりです。 大掃除の後の数日間、巣箱の中が気になってついついたくさんのぞいてしまいました。 おじゃましました。 今度のぞくときは赤ちゃんがいるといいなぁ…。 (齊藤) |
限定 (2018年11月12日) |
だんだんと冬になりつつある11月、ニホンリスはやっと衣替えが終わったようです。茶色い毛が抜け、グレーの毛が生えてきました。お腹は相変わらず真っ白。夏毛の茶色いニホンリスも可愛らしいですが、冬毛のグレーも素敵な色をしています。 飼育作業をしていると最近は「リスって耳の毛が長いのね〜、可愛いわね。」とよく耳にします。しかしその可愛い耳毛は冬毛限定…。夏の暑い時期にはこの可愛らしい耳の毛はありませんでした。 これからの季節から夏毛に生え変わるまで、どうぞニホンリスの耳毛をお楽しみください。 (清水) |
ニューフェイスと引っ越し (2018年5月16日) |
今年もありがたいことに無事に7頭の赤ちゃんが生まれました。今では展示場内を元気に走り回っています。 今日も元気かなぁと、気になり少しですが巣箱を覗くことがあります。(私が) 次の日また覗いてみると、おや?誰もいない…。辺りをよーく見回すと隣の巣箱にお引越しをしていました。 野生では外敵に見つかった時などに巣を移動します。 どうやら彼らにとって私は怪しい人だったようで…。申し訳ない気持ちと、少し悲しい気持ちになりましたが仔どもたちがすくすくと育っていく方が大事ですので、しばらく巣箱チェックはやめにしようと思いました。 仔リスたちは直ぐに大きくなってしまいますので、可愛らしい時期をぜひ見にいらしてはいかがでしょうか? |
暖かくなりまして・・・。 (2018年3月14日) |
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ぽかぽかと日中暖かい日が多くなってきました。寒くてあまり動いている姿が見られなかったニホンリスたちも、朝の早い時間から活動を始めるようになりました。 冬の寒い時期には多くて2頭しか見られないこともありましたが、今では7頭のうちの6頭も見ることができるようになりました!クルミを食べたり、日向ぼっこをしたりとそれぞれ春を楽しんでいるようです。 そういえばリスの繁殖期は2月〜6月。うまくいけば今年も去年のようにたくさんの仔どもが見られるかも…!?リスはデリケートなので確認はできていませんが、産まれているといいなぁ〜。 (清水) |
巧みの技 (2017年5月31日) |
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最近ある差し入れをいただきました!それは…、オニグルミ!!最近なかなか殻つきのクルミを見かけないので、ありがたくいただきました!え?人間が食べるのか?いいえ、人間は食べません。美味しくいただくのは…そう、ニホンリスです!ニホンリスはクルミが大好きなので毎日少しずつあげています。 さて、そんなニホンリスですが素晴らしい特技をもっているのです!!それは…、クルミの殻を上手に半分に割ることです!他のげっ歯類やイノシシなどはクルミの一部のみに穴を開けたり、殻ごと食べてしまいます。そうするとクルミの実を全部は食べることはできませんよね?でも、半分に殻を割ると実を全て食べることができます。なんという無駄のなさ…。素晴らしい!! しかし、ニホンリスも初めから上手に半分に割ることはできません。オニグルミを頂いた次の日、早速リスにあげてみたところ…、残念、途中でリタイア。それから毎日、殻つきのクルミをあげたところ、ある日突然半分に割ることができました!!一度半分に割ることができたならもう簡単、毎日半分に割れたクルミの殻が落ちているではありませんか。(中身はからっぽです)これには我々飼育係も「リスもこうして学習するのか…。」とちょっと感動。 サルやカピバラ、ハイエナにも注目ですが、ニホンリスの巧みの技にも注目です!! (清水) |
3頭仲間入り (2016年5月31日) |
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井の頭自然文化園からニホンリスがやってきました。当園にはニホンリスのペアが2組いますが、なかなか子宝に恵まれなかったため、オス1頭メス2頭を譲っていただきました。無事、検疫(新しく来た動物が病気になっていないかの検査)も終わり、元々いた4頭のニホンリスに3頭が仲間入りです。これで新しいペアが出来、繁殖に繋がればいいなと思っています。まずは、7頭仲良く生活してくれることを願うばかりですが・・・。放飼場も広くなり、7頭に増えたニホンリスをぜひ見に来てくださいね! (滝澤) |
あつい・・・ (2015年7月30日) |
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梅雨も明け、本格的な夏到来ですね!人間も暑いですが、動物たちも暑いんです。 冬や春の間は、巣箱の中に隠れていることが多かったニホンリスですが、夏は違います。やはり巣箱の中は暑いのでしょう。入口から顔を出していたり、土の上におなかをくっつけて涼んでいたり、割と外にいることが多くなります。夏場は、ニホンリスをみるチャンスかもしれませんね。 暑くて外に出かけたく無いかもしれませんが、夏ならではの動物の姿や暑さ対策など、夏にしか見ることが出来ないことがたくさんあるかもしれませんよ〜。ぜひ、夏の動物園にも遊びに来てくださいね! (滝澤) |
あっという間に (2014年11月30日) |
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あっという間というと、この動物の換毛もあっという間でした。そう、ニホンリスです。つい先日まで夏毛(右の写真)だったのに、もう冬毛(左の写真)です。今ではフッサフサ。まあ、冬の寒さを乗り越えるためにはとても重要なことですね!もちろん冬毛に変わったのはニホンリスだけではありません。まだまだ他にもいますよ〜。しかし、それは大宮公園小動物園に遊びにきて、自分の目で確認してみてください。冬の動物園の楽しみ方として動物の毛に注目してみるのも面白いかもしれませんよ! |
衣替え (2014年6月30日) |
冬毛 換毛中 夏毛 |
もう1年も半分を過ぎ、7月に入りますね。学生やスーツ姿の方たちはとっくに衣替えが済んでいるようですが、動物たちはまだ、途中のものが多いように感じます。 衣替えなんて言ってますが、動物たちは冬毛から夏毛に変わる事を「換毛」と言います。 換毛の時期になると、毛がボサボサの状態になり見た目がとても悪くなります。動物によっては、ブラッシングなどをしてあげるものもいます。 さて、ニホンリスは換毛が終わると、見た目が全く違うのです。 冬毛はグレーでフワフワ、耳の先にスっと伸びる毛束があり、モコモコしていてとても可愛らしい姿をしています。 一方、夏毛はというと茶色でシュルっとしており、耳先の毛は無くなります。 同じ個体なのに、夏と冬では全く容姿が異なるなんて、1頭で2度おいしい感じがしませんか?!ここまで見事に違うニホンリス。同じリスでのお隣のアメリカアカリスはこんなに変わらないんです。同じリスの仲間でも、生息地によってこんなに違うなんて、やっぱり動物って不思議で面白いと思いませんか? (藪) |
松ぼっくりとリス (2014年1月15日) |
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新たに仲間入り (2014年1月15日) |
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お正月いかがお過ごしですか? もう知っている方もいると思いますが、ニホンリスが、このたび盛岡市動物公園から4頭がやってきて、クリスマスイブから展示が始まりました。 展示場に慣れていないのと、早朝に活動する動物なので巣箱の中に潜み、見られないことがありますが気長に見守ってください。 現在は冬のスタイルで、体が灰色で耳のてっぺんにピンと立つ“ふさ毛”があります。 まだ見ていない方も、もう見た方も、ぜひ逢いに来てください。 (関根) |
訃報 (2013年1月29日) |
2013年1月18日に当園のニホンリスが死亡しました。 |
小さなオシャレさん (2012年12月14日) |
夏毛 冬毛 |
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2種類目のリス (2010年3月17日) |
12日から、ニホンリスの展示を始めました。
今回は「盛岡市動物公園」から3頭がやってきました。 当園ではアメリカアカリスに続き2種類目のリスです。 ニホンリスは以前も飼育していましたが、久しぶりの登場です。 まだ、展示場に慣れていないのと、もともと早朝に活動する動物です。巣箱の中に潜み、見られないことがあるかもしれませんが気長に見守ってください。 現在は体が灰色で耳のてっぺんにピンとたつふさ毛がありますが、夏に向けてふさ毛が無くなり体の色がオレンジのような赤褐色に変わっていきます。 だんだん暖かくなってきました。 大宮公園にいるリスたちに会いにちょっと散歩などいかがですか? (藤嶋) |
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