人工育すう (2009年8月15日) |
前回7/14にもお伝えしたオシドリのヒナですが、すくすくと成長したので、7月27日に「とりたちのらくえん」に移動しました。 急に広いところに出て餌を見つけられなかったらどうしようか? 他のオシドリを仲間と認識できるだろうか? こんな不安もありましたが、問題もなく「とりたちのらくえん」で生活しています。 「とりたちのらくえん」は広いので、遠くからでも個体識別がしやすいように、この個体には左足に黄色いリングをつけました。 みなさんもちょっと意識してこの個体を探してみてください。 (藤嶋) |
人工育すう (2009年7月14日) |
写真は7日齢(左)と40日齢(右) |
4月下旬に「とりたちのらくえん」でオシドリが産卵しているのを確認しました。 そのまま親に抱卵(卵を抱かせる)させるか検討しましたが、ケージ内にはワライカワセミがいたこと、アオダイショウに卵を取られてしまったことがあることから、卵を取って孵卵器という器械で人工的に孵化させることにしました。 5月29日、1羽だけ孵化しました。 1羽だと餌を上手に食べられないことがあるため、ニワトリのヒナ(ヒヨコ)を一緒に飼育し、餌を食べる練習をさせます。 とても順調に餌付きどんどん大きくなりました。 現在はニワトリの子とは分けて1羽で飼育しています。 もう大人に近い羽の色に変わってきました。 まだ、展示までは時間がかかりそうですが、秋には「とりたちのらくえん」の親たちの元に戻れると思います。 (藤嶋) |
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