何故、女性キーパーばかり
(2015年3月31日)
 
        


たびたび部屋の代わるサンケイですが、今年の繁殖のシーズンはコシジロヤマドリの隣で過ごすことになりました。以前、隣の部屋がベニジュケイのペアだった頃、繁殖のシーズンには大変攻撃的になって、掃除に部屋に入るのはたいへんでした。また普段でもなかなか好戦的で油断のできない相手でした。けれどもこの冬は、今までとは反対側のニワトリたちの隣で過ごし、私たちともなかなか友好的な関係を保てていました。

ところが、ニホンキジの展示に伴いキジを並べて展示することになり(サンケイは台湾に生息するキジです)またまた引っ越しで、今度はヤマドリの隣になりました。すると、今年の攻撃は今までに増して激しくなりました。それも、女性のキーパーの時に。彼の攻撃は威嚇だけではなく直接アタックしてきます。それをかわしながら作業をするむずかしさ。ベニジュケイのメスよりヤマドリのメスが好みなんだなと考えながら今日も部屋に入る前に心のと体の準備をしています。


(小高)




 名攻撃手
(2014年1月31日)
 
 
 
来園して以来、何の記事も書いていなかったサンケイ。

とても派手な容姿をしていて美しい。のですが、展示している所が悪いのかなかなか注目されにくいようです。

来園当初は、近づくとバタバタしていましたが、5年近く経てば慣れる。慣れるどころか最近では近づくと攻撃してくるんです(>。<;)

キジ科の鳥は繁殖期になると攻撃的になる事があります。しかしこのサンケイが攻撃的なのは年中無休なのです。
掃除や餌を持って入る際には、攻撃避けにホウキが欠かせず、尚且つ隙を見せないようにサンケイの動きをしっかりと見ていないと、容赦なく蹴りが飛んでくるのです。
この蹴りがかなり痛い。そして脛という急所を狙うというテクニシャン(?!)なのです。

飼育係とサンケイの闘いはこの先も続く事でしょう・・・・。


(藪)

 

ニューフェイス
(2009年5月15日)

 

新しい仲間がやってきました。
サンケイという台湾だけにすむ、キジの仲間です。

今回やってきたのはオスで、背中から尾にかけての白い羽や光沢のある羽が特徴的です。
メスは多くのキジの仲間と同様に地味な体色をしています。

来園当初は少し神経質で、近づくとバタバタしていたのですが、今ではだいぶ慣れ、同居しているオナガの餌を食べてしまうほど。
そこで、あわててオナガの餌はサンケイが届かない場所に移動されました。

現在もオナガと一緒に展示していますので、ぜひ会いに来て下さい。


(藤嶋)




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