埼玉県こども動物自然公園

カメの冬眠

立野飼育係

2021年2月5日 

 皆さんは、ウサギ舎の隣の広場にカメがいることを知っていますか?
この広場にはイシガメとクサガメが暮らしていますが、今のような寒い時期になると姿を消しています。

どういうことかというと・・・

実はカメたちは冬眠しています。

カメは爬虫類で、変温動物と呼ばれ、体温が外気温に大きく左右される動物です。
そのため外気温が下がると、カメの体温も下がって不活発になり、地面の中や水の中で動かずにじっとして冬を越します。
野生のイシガメやクサガメは、気温が15℃以下になると冬眠に入ると言われています。
広場で暮らすカメたちも、同様に11月頃に活動が低下し、地面の中や水中に入り冬眠をします。

冬眠をするイシガメやクサガメの野生での冬眠場所は、カメの棲んでいる環境によって池の底沼の中や川の淵に溜まった落ち葉の中、岸辺の水中の穴の中などさまざまです。そのため、広場のカメたちにも好きな冬眠場所を選べるように、落ち葉のみ・落ち葉と砂・落ち葉と水の3種類の冬眠環境を整えました。

冬眠が始まる時期になると、クサガメの最初は落ち葉と砂の場所に入り開始しましたが、完全な冬眠にはならず落ち葉のみへと移動し完全な冬眠に入りました。野生のクサガメは、水深23mの場所で発見されていることから、今回の最初の落ち葉と砂の環境は、深さが50cm程しかあらず、深さが足りなかったようです。この結果を踏まえて、来年は深さを増すことで野生に近い環境づくりをしていきたいと思います。

一方、イシガメは落ち葉と水中で冬眠に入りました。野生のイシガメと同様に水中に溜まった落ち葉の中に入ってくれました。水中の表面は凍りやすいため、落ち葉の下の底面に身を隠すことで、水温が下がりすぎるのを防いでいます。

 そして、暖かい時期になり冬眠が終わると、地面の中や水中から出てきて再び活動をするようになります。

その時まで、楽しみに待っていてください。

クサガメ
冬眠前のクサガメ
クサガメ
もぐりこめるように落ち葉が敷いてあります
アルダブラゾウガメ
冬眠をしないアルダブラゾウガメ
落ち葉を集めたプール
広場に数か所場所を作りました

なかよしコーナーエリア

ウサギやモルモット、ヤギなどに直接ふれることができます。 ウサギたちの暮らしを観察できるぴょんぴょん村や、活発に遊ぶコツメカワウソの放飼場も近接しています。

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