埼玉県こども動物自然公園

新しいヤギ担当が見つけた面白い行動

2024年2月20日

皆さん初めまして。去年の10月からポニー乗馬コーナーで飼育係をしており、ヤギを担当しています、加藤です。今回は私がこの4か月担当してきて面白いと思ったヤギの行動を紹介していきたいと思います。

まず1つ目に、ヤギも親子なかよしということです。ベルとキララ、カーヤとカリンは親子です。この2組の親子は朝見に行くとだいたいは寄り添って寝ています。日中も一緒にいることが多く、カーヤはカリンの背中にあごをよく乗せています。

顎をのせている
カリンにあごを載せるカーヤ
奥にいる
実は奥にベルとキララも

ベルの削蹄をしているとキララが寄ってきて邪魔をしてきます。また、キララが1頭で小屋にいると、奥側でエサを食べていたベルがいつの間にか傍に来てキララに寄り添っています。そんななかよしな親子たちがとてもかわいいんです。

寄り添う
寄り添うベルとキララ

2つ目に、木の皮をよく食べることです。無心になって木の皮をかじっている姿を初めて見たとき、なんて面白い行動なんだと思いました。よく見ると下の歯を使ってガシガシ削るようにかじっています。この時の表情も含めて面白いので木の皮をかじっている姿を皆さんも是非観察してみてください。

皮をかじる
木の皮をかじるクルミ
かじる
木の皮をかじるベル、キララ親子

最近古くなってきた展示場の丸太を新しいものに変えたのですが、丸太を入れた途端皮をかじっていました。そして、今ではツルツルです。
ヤギは何でも食べるとよく言われています。当園のヤギたちも木の皮以外にも風で飛んできた枯葉など食べる姿が見られますが、もちろん好き嫌いもありますし、食べるとおなかを壊してしまうものもあるので、当園で販売しているエサ以外はあげないでくださいね。

つるつる丸太
ツルツルになった丸太たち

まだまだ面白い行動はありますが今回はこの2つを紹介しました。紹介したヤギたちは入園してすぐ、乗馬コーナーの向かいにいます。エサやり体験も行っていますので、皆さんもヤギたちを観察して色々な行動を見つけてみてはいかがでしょうか。

加藤飼育係より

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〒355-0065 
東松山市岩殿554

こども動物自然公園管理事務所

電話:0493-35-1234

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