リクガメのお話
2024年12月25日
皆さんこんにちは。なかよしコーナーで爬虫類・両生類担当の小林飼育係です。
本日(このブログがアップされる日)は12月25日、クリスマスですね!
クリスマスにちょうどいい担当動物のお話あるかなぁ・・・と考えたのですが、思いつかず。
そこで今回はリクガメにクリスマスっぽい餌のプレゼントをしつつ、リクガメのお話をしていこうかと思います。
最初は「アルダブラゾウガメ」です。舌を噛みそうな名前ですね。
アルダブラゾウガメにはコマツナ、ニンジン、季節の野草、干し草などを与えています。
クリスマスっぽくしてみた餌がこちら。
甲羅の大きさが100cm以上にも成長する大型のリクガメです。動物園では3頭飼育していて、一番体の大きい個体の「トム太」は体重80kg程あります。体重測定も一苦労です・・・。
「何才ですか?」と聞かれることが多いのですが、保護個体の為正確な年齢は分かりません。
トム太が保護されたのが1996年なので28歳以上ではあります。
続いて「ヒョウモンガメ」にクリスマスっぽい餌のプレゼント。
甲羅にヒョウ柄のような模様があるのでその名が付きました。
動物園では9頭飼育しています。一番体の大きい個体で10kg程。アルダブラゾウガメの隣に展示している為よく「赤ちゃんだ~」と言われてしまいますが、赤ちゃんではありませんよ!
現在展示はしていませんが、2023年9月うまれの幼体がこちら
うまれた時は20g程の体重が今では400g程に成長しています。もう少し大きくなったら、外に展示しますのでお待ちくださいね。
少しですがクリスマスっぽさを演出できたでしょうか?
皆さんもよいクリスマスをお過ごしください。
ちなみに、なかよしコーナーでは他にもケヅメリクガメやアカアシガメといった個性豊かなリクガメを飼育していますので、ぜひ会いに来てくださいね。
**おまけ**
非展示のセマルハコガメにもプレゼントしました。
小林飼育係より
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こども動物自然公園管理事務所
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