案内所のアイドル
2025年1月5日
皆さん、明けましておめでとうございます。
昨年の3月まで東北にいた私は埼玉の暑さを乗り越えるのに苦労しました・・・
今回は案内所のアイドル的存在、オカメインコのレモンのお話です。
当園では東園でオカメインコを展示していますが、案内所でも春から秋にかけて展示しているオカメインコのレモンがいます。
展示個体とレモンの違いがわかりますか?展示個体はノーマルという、いわゆる野生色でオーストラリアの野生のオカメインコと同色です。一方、レモンはルチノーという色変わりの個体で頭部は黄色、胴は白色です。
さて、皆さんはエンリッチメントという言葉を耳にしたことはありますか?
エンリッチメントには5つの種類があります。給餌方法や餌を変更したり採食に関わる行動上の選択肢を増加させる「採食エンリッチメント」、動物舎の構造や設備を変更して動物が利用可能な行動上の選択肢を物理的に増加させる「空間エンリッチメント」、動物舎の壁面の色を変えたり、様々な匂いのするものを入れる、音を立てるなど動物の五感への刺激を補う「感覚エンリッチメント」、年齢や性別を考慮した群れで飼育するなど、適切な社会的関係をつくれるようにする「社会エンリッチメント」、学習能力が高い動物などに対して道具などを与え、能力を引き出す「認知エンリッチメント」です。
室内飼育ではどうしてもできることは限られます。そこで、止まり木を生木にして定期的にレイアウトを変えたり、ガチャガチャのカプセルを転がすと餌が出てくるという簡易的なパズルフィーダー(仕掛けのある給餌器)をケージ内に入れました。地味な行いですが、これらも1つのエンリッチメントです。
動物園に足を運んだ際は動物だけでなくこのような工夫にも目を向けてみてはいかがでしょうか?
~おまけ~
案内所ではウトウト眠そうにしていることが多いレモンですが、頭を掻いてあげると気持ちよさそうにするのに、ほんの少しでも掻いてほしいところを外すとレモンの高速攻撃がさく裂・・・下の写真をご覧ください、目つきが鋭くなっていますね。
実はレモン、とっても気難しいオカメインコ。それでもめげずに頭を掻いてあげる毎日です。
そんなレモンですが、現在は高病原性鳥インフルエンザウイルスの感染予防のため展示していません。それが解除になると案内所で展示を再開するので、ぜひ案内所を訪れた際は覗いてみてください!
横山飼育係より
お問合せ先
〒355-0065
東松山市岩殿554
こども動物自然公園管理事務所
電話:0493-35-1234
FAX:0493-35-0248