埼玉県こども動物自然公園

おっぱいに注目

2025年1月15日

今回はウシのおっぱいについてのお話です。 

お乳でこどもを育てる動物は哺乳類と分類されますが、おっぱいの位置や数は動物種によって異なります。
ではウシのおっぱいはどこにいくつあるでしょうか? 

正解はこちら。

左向きのウシ
左向き
後ろからのウシ
後ろから

ウシのおっぱいは後ろあしの間に4つの乳頭(乳首)があります。
上の写真は現在牛乳を搾っているウシです。乳牛を想像すると大体の人がこのようにおっぱいの大きいウシを思い浮かべるのではないでしょうか。ですが乳牛のおっぱいがいつでもずっと大きいわけではありません。人と同じように、赤ちゃんをうまないとお乳は出ないので、妊娠していないウシは大きくありません。また、出産経験があるウシでも、牛乳を出さないお休み期間中(乾乳期と言います)のおっぱいは小さくしぼんでいます。

乾乳中
乾乳中のウシ
注目してほしい赤丸
赤丸に注目
しぼんでいる乳
しぼんでいます

おっぱいが見づらいのでオスと間違われることが時々ありますが、よく見ると乳頭があります。後ろから見た写真を見比べてみると分かりやすいと思います。

ウシたちは体の大きさや模様だけでなく、おっぱいにも個性があります。乳頭が長かったり短かったり、模様があったり毛が長かったり。埼玉県こども動物自然公園では毎日乳しぼり体験を行っているので、ぜひ実際に見て触れて搾って、観察をしてみてください。1日3回の乳しぼりの中で別のウシが登場しているので、特徴の違いを感じてみるのも面白いかもしれません。

☆おまけ☆
仔牛にもちゃんとあります。

生後11ヶ月のおっぱい
生後11ヶ月

A飼育係より

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〒355-0065 
東松山市岩殿554

こども動物自然公園管理事務所

電話:0493-35-1234

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