オオカンガルーの赤ちゃんが顔を出しました(東園)
掲載日:2021年5月7日
4月27日(火)に赤ちゃんがお母さんのお腹の袋(育児嚢)から顔を出しました。お母さんはミヤコです。
カンガルーの仲間(有袋類)の赤ちゃんはとても未熟な状態でうまれ、自力でお腹の袋に入り、おっぱいに吸い付きます。そのまま袋の中で過ごし、半年ほど経ってはじめて、やっと顔を出します。うまれた時の大きさは1円玉ほど。とても小さいので、いつうまれたか確認することが難しいです。そこで、動物園ではお腹の袋から顔を出した日を「誕生日」としています。
顔を出したばかりのころはまだ毛がほとんど生えておらず、ピンク色の皮膚が目立ちましたが、最近はうっすら毛も生えてきて少しずつ灰色がかってきました。
まだ一日中顔を出していることはありませんが、尾や足の先は時々出ています。徐々に顔が見える機会も増えてきていますよ!
お母さんも仔育て中で回りが気になることもあるかもしれません。お腹の袋がもぞもぞしていたら、ぜひ立ち止まってそーっと観察してみてくださいね!
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