サトウキビ (2014年12月15日) |
日本でサトウキビといえば沖縄県や奄美群島で栽培されているイメージですが(ほぼ正しい)、本州でも栽培されていて(本州用の品種もあるらしい)、さらにご近所のさいたま市で栽培している農家から、収穫の終わった後のサトウキビをもらってきました。サトウキビはイネ科だし青草も終わってしまった緑のさびしい食卓にはごちそうです。それに、幅の広い葉は食べごたえがあるし、根に近いほうは固くて齧りがいがあるしで、カピバラにはもってこいです。ほぼ1か月、特別な日を除いて青草がなくなっていて、また日に日に寒くなりカピバラたちが放飼場の餌場へ出てくる足取りが重くなってきていたこの頃だったので、緑色の葉を見た彼らの目のキラキラは久しぶりでした。 日がたってだいぶカサカサになってきたものの、しばらくはほんのり甘い(であろう)固い茎を楽しんでくれると良いな。 (小髙) |
注・これは食べ物ではありません (2014年11月14日) |
カピバラの放飼場もそろそろ冬支度に入ろうと、落葉プールの作製を始めました。他で緊急修繕の必要があったため、去年使った風よけ用の板をそちらに使ってしまい枠は同じですが、去年は二方向にあった板が、今年は今のところ一面だけです。 |
ここで見分けています ~その3 ピース~ (2014年10月29日) |
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残ったのがピースということで、3頭を見分けている私たちですが、体の大きさや色の違いがいつまで役に立つのかわかりません。けれども、育つにつれて性格の違いが顕著になってきているように思います。何かあった時に「この子はチェリー」とか「わっ!ピースだ」とか思うのは、その個体らしいから。これからは、どんどん個性がでてくるでしょう。 最近では休憩の時、2頭と1頭に分かれていることが多いのですが、落ち葉のプール(予定では11月の後半ごろから)ができたらどう変わるのか?朝ごはんの青草がなくなったら(10月中で終了予定)野菜の取り合いがおきるのか?もっと気温が下がってきたら、トイレはどこでするのか?疑問はつきません。でも、答えもちょっと想像できたりして。 きっと、小さなプールの中でもコハル母さんにくっつく2頭とちょっと離れる1頭になり、コハル母さんとキャベツを取り合うのはチェリーで、足だけ水につけて用を足す2頭とお尻を池に向ける1頭になる。その1頭はもちろんピース。だって、一番ヤマト父さんににているからね。さて、予想はいくつ当たるでしょうか? チビカピ達もフェンス越しに触ってもらうのが上手になりました。おねだり上手はチェリーですが一番最初にダウンするのはピースです。 (小髙) |
ここで見分けています ~その2 ピースとラ・メール~ (2014年10月14日) |
さて、一番体の小さいチェリーがわかったら残りの2頭を見比べてください。ほぼ同じ大きさですが、ややどっしりめがラ・メール。産まれたとき思わず「わ!でっか!」とみんなが思った彼女。一時はピースが追いついたかに見えましたが、今また立派になりつつあります。よくわかる違いは、左目の目じり側の下まつ毛。根元付近の毛が黒いのがラ・メールです。チェリーも同じようですがこちらの2頭は体の大きさが違うので区別できます。また、ラ・メールは太く短い声をよく出します。事件の時に真っ先に声を上げるのがラ・メールでしょう。 残ったのがピースということになります。消去法になってしまいますが、ラ・メールに比べるとやや線の細い感じがします。顔のラインや目元はすっきりした感じ。どちらかというと、お父さん似。赤カピのころからの印象です. 今回はラ・メールの写真のみです。次回ピースのことをもう少し。 (小髙) |
ここで見分けています ~その1 チェリー~ (2014年9月30日) |
生まれたときは体の大きさが明らかに違っていて、個体識別がとっても簡単な大宮赤カピでしたが、だんだんわかりづらくなってきました。 では私たちはどう見分けているのか? わかりやすいのは、2番目に産まれ、その時から変わらず体が一番小さいチェリーです。先日の体重測定でも、1.5kgの体重差がありますから3頭が一緒にいれば一目瞭然です。また、真上から見れば腰にくびれがありますから区別できます。小競り合いが起きていて噛みつかれている個体がいたら、噛みついているのがチェリーです。また、コハルが食べているものを下から取りに行って、キュウキュウ鳴いていたら、それがチェリーです。今だけかもしれませんが、左目の目じりの下に脱毛した部分があります。 これでもうチェリーは完璧にわかりますよ! (小髙) |
体重測定 (2014年9月12日) |
やりたいと思いながら、なかなか実行に移せなかった体重測定。仔カピ達の体重が気になっていたものの、うまく手を開けられずに延び延びになっていました。どう見ても、順調に成長しているように思われたのも油断した原因です。生後ほぼ3か月で初測定となりました。台車についた測定器で量るので、スイッチを入れた状態の台車にただ乗ってくれれば良いだけなのですが、そこはヤマトとコハルの仔です。初お目見えの台車にどんな反応をするか、そこから心配でした。園路を運んでいく間もゴロゴロと大きな音がしたし、扉を開けて入れるにも重いので手間取りひやひやしましたが、その分観察時間が長かったのか皆以外に冷静。いつも青草や乾草を食べている場所の近くに設置しましたが、躊躇なくそこにいます。何が起きているのかわからないけど、そこにご褒美があるならどこにでも行きますモードのチェリーが初めにサツマイモのかけらでつれました。あまりのあっけなさに、私たちがどきどきします。おいしい思いをしているチェリーを見つけすぐにラ・メールも乗ってきます。あっという間に2頭終了。でもさすがにどの個体もすんなりとはいきません。オスのピースはちょっと引っ込み思案。父さんに似たのか、知らないものは見ないふり。全く反対の方向を見て乾草を食べています。しかたがないので、目の前にササの枝を出して台車まで誘導。何回か繰り返し、乗ってもらいました。ただ、乗ればご褒美がでてくることは皆すぐに覚えたようで、その後は勝手に乗って台の上で遊んでいました。もしかすると今後は、乗ったらご褒美ではなく降りたらご褒美にするようかも。 台車に慣れさせる練習と思っていたので、コハルのことは考えていませんでしたが、ご褒美があれば何でもしますの親分ですから、物は試しと誘導してみるとうまく乗ってくれました。思いのほか成長していてびっくり。親子ともども一安心です。親のほうも乗るとご褒美ではなく降りるとご褒美にしたほうがよさそうなのは言うまでもありません。 これからは、定期的に量りたいと思っているので、そのうち体重当てでもしようかな。 (小髙) |
強いの?弱いの? (2014年8月29日) |
3頭のこどもの中で一番小さく生まれながらどうやら一番気が強いらしいチェリー。以前から、餌の取り合いの時などによく声を上げていました。コハルが相手の時はどうにもなりませんが、他の2頭の時は小さな体で結構頑張るなと思っていました。それが最近では、声を上げて抗議するだけではなく、相手を追い回すようになりました。肩口あたりに噛みついて逃げる相手を追いかけます。追いかけられたほうはびっくりしてただ逃げています。泣き声を聞いただけでは、弱虫でいじめられているようにも見えますが、実は強い。 |
難題 (2014年8月14日) |
仔カピが赤カピだったころ、かわいいと思って黙認していたことが今になって大問題。 カピバラ舎の中には、大きなコンテナがトイレ用に置いてあります。大人2頭だった頃は、2頭ともそこで用をたしていました。(たまに水を入れすぎると使用しない方もいらっしゃいましたが)また、水飲み用にステンレスのバットもコンテナとは反対側に置いてあります。朝にはひっくり返っていることもよくありましたが(たまに、壁に立てかけてありました)こちらは飲み水用と認識されていました。ところが、コンテナは赤カピには大きすぎたようで、バットで用足しを覚えてしまいました。初めはコンテナには入れないからしょうがないやと思っていましたが、そこそこ体が大きくなってきてもコンテナを使いません。そのうち何とコハルまでもバットで用足しをするようになってしまいました。コハルはコンテナも使用するので、これではカピバラ舎の中に収容した後、水を飲めなくなってしまいます。いったいどうすれば…。 そろそろ赤カピを卒業し、仔カピになってきたので夜間もコハルとともに放飼場で過ごしてもらおうかな。そして、カピバラ舎の中にはトイレ用のコンテナしかないことを覚えてもらおう。お水は池で飲んでね。涼しくなって、夜はカピバラ舎の中で過ごすようになった時、トイレ=コンテナになってるように期待しよう。 さあ、解決できますか。この難題。 (小髙) |
食べる食べる (2014年7月31日) |
コハルと3頭の仔カピ。朝、カピバラ舎に行くと建物の後ろにあるパドックの扉の前で待っています。でも、その扉が放飼場に向かって開かないのを知っているので、放飼場に餌の準備をしてカピバラ舎の扉を開けに行く頃には、みんな舎内の内扉の前に戻っています。パドックを使い始めたのは出産の後からなので、コハルももともと知っていた訳ではありません。こどもたちは初めは大人の後について行っていただけでしょうが、瞬く間に覚え、先を争って舎内に戻っていきます。目的はもちろん青草です。 ここでは、公園内に生えているエノコログサ、オヒシバ、イヌムギ、カモジグサなどを刈ってきます。今の季節はどんどん成長するので、あまり苦労せずに草を集めることができます。たくさん刈れたときは、ちょっとうれしくなります。しかし、この頃では結構たくさん集めたつもりの草が瞬く間に食べつくされてしまいます。一生懸命口を動かしているのに、なかなか中に入っていかなかったのはいつの話でしょう。今ではそれはそれは惚れ惚れするような食いっぷりを見せてくれます。先週あたりから、餌の取り合いで声を上げるようになりました。好物はみんな同じようなので。でも、最後に勝つのはコハルです。 大人でも食べるものには容赦ありません。なんせ、コハルですから。 (小髙) |
コハルの出産騒動記 その3 (2014年7月15日) |
あたりはかなり暗くなりましたが(7時頃だった?)、東屋の下でつるりと出てきた仔はそれは一目で大きい!とわかりました。全身羊膜で包まれていましたが、コハルがアッという間に食い破ります。自由に動き回れるようになると体を動かし、その場で犬座りになって落ち着きました。が、今度はコハルが何もしません。先に産まれていた2頭が気になるのか、全部産み終ってすっきりしてしまったのか、近くをうろうろするものの、3番目の仔をみようとしません。さすがに暗くてよく見えないし、風もそよそよと吹き始めたので、濡れたままの体をタオルで拭くことに。コハルが少し離れたところで見てる中、急いで体を乾かしました。見た目だけではなく、体つきもしっかりしていてタオルでこすってもしっかり座っているし、お腹の下を支えて立たせると、しっかり立って体を拭かせます。半乾きくらいになったところでその場を離れましたが、コハルはもう「おうちに帰るモード」です。先の2頭は自分たちでコハルについて行きますが、3番目の仔は動けないし、コハルも迎えに来ません。仕方なく、もう一度手を貸すことにしました。カピバラ舎の前で扉が開くのを待っているコハルと、とりあえずお母さんに付いていく2頭のそばまでタオルで抱えて空中を飛びました。立たせて着地させるとそのまま他の仔に混じってコハルについて行き、開けた扉から3頭揃って部屋へと入っていきました。 この日からカピバラ舎の裏側の小さいスペースを開放して、舎内と土の部分と(上部はネットで覆ってあります)両方で夜間は過ごせるようにしました。この日のみヤマトは舎内に戻りませんでしたが、翌日以降はみんなと一緒に夜は舎内で過ごしています。 翌日は休園日でしたので、職員がかわりばんこに観察をしながら、放飼場で過ごす練習をしました。どの個体も大変元気で、心配は池に落ちることくらいでした。実際、コハルの後をついて行き飛び越せずに1頭が池に落ちましたが、沈むことなく、コハルも助けにもどったので、救助しました。手を出したのはその1回だけです。夕方も、今までと同じような作業の流れで全頭がカピバラ舎に帰っていきました。2頭が5頭になっても仲良しは変わらず毎日が過ぎ、今日に至ります。変わったのはヤマトがいないことだけ。激動の1か月でした。 (小髙) |
コハルの出産騒動記 その2 (2014年6月30日) |
さて、産まれたこどもたちはずんずん大きくなっておりますが、時間をちょっと戻って産まれたときのことをもう少し。 初めに産まれたこどもは、出てきたときに羊膜はきれいにはがれ、胎盤もすぐに排出されました。びっくりして後ずさったものの、こどもの声でそばに戻ってきたコハルがからだをなめ、10分もたった頃おもむろに寄ってきたヤマトもこどもをなめ始めアッという間に体は乾きました。 驚いたのは、それまで放ってあった胎盤をヤマトが食べ始めたことです。出産の痕跡を残すことは野生の場合たいへん危険です。ですから草食獣でも胎盤は食べてしまうものですが、それは母親の仕事だと思っていました。取り上げようかと迷っているうちになくなってしまいました。20分後には次の仔が産まれてきます。座ったままの姿勢から出てきたこどもは羊膜に包まれて見るからに小さな体でした。コハルがすぐに羊膜を破り体をなめます。そろそろ暗くなり始め、体の乾き具合が見えづらくなってきましたが、先に産まれた仔とともにコハルを(おっぱいを?)追いかけるころには乾いていました。そこからが長かったのです。コハルはあっちこっち動き回るし、こどもたちもうろうろするし、1時間半を過ぎたころにはもういないだろうと誰もが思いました。屋根の下に落ち着いたので、そろそろ収容しようと静かにコハルに近づき、背中をさすりました。すると、背中の毛がボァっとなりおやおやと思っていたら、ちょっと腰を上げつるりと3番目の仔を産んだのです。~その3に続く~ (小髙) |
どこでもカメ (2014年6月16日) |
暖かくなって、カメの行動が活発になってきたようです。先日は産卵の様子をお伝えしましたが、このところのカメたちは怖いものなし。放飼場の中を隅から隅まで動きまわり、昼間だれもいないカピバラたちの寝室でひとやすみ。水飲みの中にお土産まで残して行く始末です。カピバラ舎のドアは閉めてありますが、後ろのフェンスの下をくぐってまわりこむという技を使います。なぜカピバラたちの水飲みのバットがトイレによいのか、なぜわらの上が昼寝によいのかわかりませんが、とりあえず夕方カピバラたちが寝室に帰るときには池に戻っています。侵入者がいつも同じ個体かどうか今度しっかり観察したいと思います。とりあえずカピバラたちに迷惑はかかっていないようですけどね。 池では現在8頭のカメたちが生活していますよく見ると池の中などで結構動き回っているので数を数えるのもおもしろいですよ。 (小髙) |
2頭の通った道 (2014年5月30日) |
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気温も上がり、ようやくヤマトも午前中でも池に入るようになりました。たいていはツル舎側の深いほうで潜ったり浸ってたりしています。コハルが池に入るきっかけはトイレのようですが、用が済むと急にテンションが上がり遊び始めます。一方ヤマトは排水マスの上で用を足し、すっきりしたところで池にはいっていくようです。あばれた後は適当なところから上陸するようですが、なぜかここの2頭は相変わらず水から上がった後、あまり体をブルブルとしません。全身から大量の水を滴らせたまま移動します。おかげで通ったところがよくわかります。お腹が空いているときは乾草にまっしぐら。ただ、びしょびしょのままで食べ始めるので、そのうち乾草は水浸しに…。自分たちのせいなのがわかっていればよいのですが。 濡れた後は比較的陽の当たるところにいることが多いように思いますが、やっぱり寒くないのだろうかと考えてしまいます。あの、ごわごわの毛のおかげで濡れてもすぐ乾くカピバラたちですが、もうちょっと乾かす努力があってもよい気がしますよ!ヤマト!コハル! (小髙) |
誰の仕業? (2014年4月30日) |
朝、カピバラたちが出た後の寝室に入ったら、ドアのカギが開いていました。この扉はカピバラ舎の裏側に出るためカピバラたちは使用したことはありません。人間もここを出入りする用事はないので、風を通す目的以外では開けることはありません。掃除をした後開けることはありますが、夕方には閉めます。直接カピバラたちが使う部屋にあるのでカギがかかっていることは必ず確かめます。一度目はかけ忘れだと思い、それ以降カピバラたちを収容する直前にもう一度見るようにしていました。 でも、カギは開きました。 ドアノブを回すことはできないと思うので、そこから外に出ることはないでしょうが、あの大きな手!もけっこう器用かも。 (小髙) |
良いやら悪いやら (2014年4月15日) |
放飼場に屋根がなくなって、餌をカラスに横取りされてしまうことが起きたので、まず朝の給餌からリンゴを減らしました。(夕方の分を増やしました) すると、次にサツマイモがねらわれたので、それまで餌の準備をしてから2頭を出していたのをやめ、2頭が放飼場に出てからキャベツとサツマイモを置くようにしました。さすがのカラスも乾草は持っていかないので今までどおりにフェンスの脇に置いてあります。 乾草を食べるのに飽きると、コハルはそのままそこで寝るか、池の角で休むかですがヤマトは土の部分の中央へ移動しフェンスにくっついて休みます。場所に特別な意味はないと思っていたらおおまちがいでした。休んでいるはずのヤマトの毛がボアボアに…。よく見るとカラスがいます。以前池の縁にいる2頭の毛を無理やりひっぱって追われているカラスを見かけた事がありました。そこで学習したのでしょう。一番気持ちの良い方法を! フェンス越しだとカラスもそう無理はできないので、つつき具合が加減されヤマトにとっては極上のマッサージになり、また万が一強すぎてヤマトに怒られてもフェンスがあるのでカラスは安心して巣材を手に入れられます。なんとすばらしいgive and take! ただ、カピバラの毛はあまり良い巣材とは思えないんですけどね。 (小髙) |
雨がふったら・・・ (2014年3月28日) |
カピバラの放飼場に小さな屋根ができました。以前は寝室が雨宿りの場所で、雨が降ると屋根の下の寝箱とコンテナ(トイレ)の間しか移動してないのではと思われる2頭でした。昨年の夏からの新居で、冬は暖かく過ごせましたが、残念ながら放飼場には雨宿りをする所がありませんでした。 以前のように、風もよけられ暖かくとまではいきませんが、これからは雨が降っても帰るコールはしないようにお願いしたいものです。少しづつ改造して、気持ちの良い避難場所になるよう、私は今年も大工仕事に精進します。 突然現れた何かに2頭はわけがわかりません。ヤマトはたぶん、気が付かないふりをしています。気が付いちゃったコハルは怖いので見ないふりをしています。 (小髙) |
こんなところが違います。 (2014年3月13日) |
コハルの足 ヤマトの足 |
たいてい2頭で同じように行動しているように思うのですが、こんなに違うのです。コンクリートの床だけだったころは、減りすぎて薬を塗ったこともありましたから、それと比べれば土の部分ができ環境は改善されたといえます。でも、以前は2頭とも心配するような爪をしていたのに、今はこんなに違うのは何故? まさか、体重の差ではないよね。 (小髙) |
宝の山 (2014年2月28日) |
雪の被害をほとんど受けなかった小動物園ですが、カピバラの放飼場はすごいことになっていました。放飼場の中央のスダジイの枝が何本も折れ下に落ち、また折れて木にぶら下がった枝もあり、それがまた雪にうもれ、とんでもない風景でした。カピバラ舎に近いところのスダジイの枝もだいぶ折れましたが、こちらは新築のカピバラ舎の屋根に落ち、結果、大事には至りませんでした。 折れた木は造園業者の方の手を借りて処理しましたが、枝は放飼場の中に残してもらいました。しばらく楽園です。 (小髙) |
それはいったい? (2014年2月28日) |
何のポーズかと思ったけれど、よく見たらトイレの最中でした。寒くなってから横着して水に入らなくなったヤマトと違い、律儀に池を使っているコハルですが、これはどうゆうことでしょう?普通に考えれば、水が冷たくてせめて前足だけでも出しておきたいのかも。なんて思うところですが、コハルはウキクサの無くなった池を自由に泳ぎ回っています。井戸水なので、寒い日はひょっとすると水の中のほうが暖かいのかもなどと思うのは、考えすぎでしょうか。 (小髙) |
浮き草食べてる? (2014年2月14日) |
長い間、同じ緑の植物でも食べない種類もあるのだと思っていたら、最近どうやら食べているのでは?という疑惑が浮上中。 青草がなくなり、たまにおやつで食べていたササもめったに登場しなくなり、もうこれしかないと思ったのか…。はたまた、食べられる植物であることに気が付いてなかったのが、たまたま水を飲んだ時口に入っておいしいことに気が付いたか。 飛び石のまわりのウキクサの絨毯がうすくなっています。 (小髙) |
浮き草食べてる! (2014年2月14日) |
2頭で飛び石の上で食事中です。ウキクサがかなりお気に入りのようで、しばしば見かける風景になりました。ただ、残念なことに池への井戸水の給水量が増えたため、オーバーフローから流れていく量も増えました。食いしん坊はヤマトよりコハルのはずですが、これはヤマトのほうが熱心で、排水マスのふたの網にたまったウキクサをまとめて食べることを覚えたようです。 立春をすぎると、目にはみえなくとも春は始まっていて、同じに見えるウキクサだけど何か変化があったのかも。 ともかく、食べるために努力を惜しまないカピバラたちに拍手! (小髙) |
ツートンカラー (2014年1月31日) |
カピバラ舎の扉を開けたとき、まだトイレ用のコンテナの中にいたコハルがあわてて出てきました。中扉を開けると、ヤマトの後を追って深緑色のしずくを垂らしながら出て行きます。笑って見送り、掃除を終わらせてから放飼場でまだ食事中のコハルをまじまじと見て思いました。いったいどう浸かったらこんな風なツートンになるのだろうと。 今、池にはウキクサがびっしりと浮かんでいて、カピバラたちが池に入ると水につかったところまでウキクサが付くのでおもしろいように行動が推測できます。トイレに行ってきましたねとか、水飲んだでしょとか。でも、今日のコハルの色分けぶりはなかなか難しい。難問クイズのようです。どなたか答えを教えてください! (小髙) |
本日の不思議 (2014年1月31日) |
何故か壁に立てかけてあった水をいれてあったステンレスバット。 いつからこのままなのか?やったのは誰? 一晩中ビデオをまわしておきたい! (小髙) |
ネズミ (2014年1月15日) |
ネコを見てとびあがったコハルを見て女の子が言いました。 「大きくてもネズミだからネコがこわいんだね。」 はい。たしかに。カピバラはネズミ目(齧歯目)です。 困ったことに動物園の中をなわばりにしている野良猫が(たぶん)います。外柵の上に有刺鉄線が張ってありますが、なにしろ入園料無料で10時から4時まで正門は開けっ放しです。どなたでも入れます。おかげで、招かざるお客様まで来てしまうわけで…。園内を自由気ままに歩き回り、しかも、カピバラ放飼場は中央の側溝の中を通り抜けツル舎から猛獣舎へショートカットします。突然現れるネコにコハルちゃんびっくり! と、いうわけです。ネズミの仲間はヤマアラシとネズミとリスに分かれます。カピバラはヤマアラシの仲間に含まれているのでネズミの中のネズミ!ではありませんが、やっぱり齧歯目といえばネズミかな。 そうかぁ、コハルはネコがこわくて、いつもドキドキしていたのか。 (小髙) |
はしゃぎっぷりを想像する (2014年1月15日) |
いったいどうやったら、こんな所までしぶきが飛ぶのか!いつものように掃除をしていて、何かが違うとよく見ると、こんなところに汚水の跳ねた跡が。遠赤外線ヒーターは床から160cmは離れています。(たぶん。私の背より高いので)普通に跳ねただけではこんな所まではしぶきは届かないと思うのですが。5時から9時まで。人間の目の届かない間、二人はいったい何をしているのだろう? (小髙) |
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