初登場
新しい動物に挑戦中の小高
2022年7月15日
知ってそうで知らないこと。
見たことありそうでみたことないもの。
知っているけど見たことない。
そんな動物が大宮公園小動物園にやって来ました。
動物園で動物が増える理由は色々ありますが、今回は他園からの譲渡です。栃木県の那須どうぶつ王国から来ました。動物園生まれ動物園育ちです。動物園で多くの方たちに知っていただけるよう、小さい時に処置が施されています。皆さんの安全は確保されています。
なぜこんな説明が?
それは、小獣舎に初登場の動物が シマスカンク だからです。
スカンクと聞いたときに一番に思い浮かべるのは「におい」でしょう。スカンクは外敵に対し、肛門腺から極めて強い悪臭がする液体を相手の目に向かって噴射して撃退することで有名です。そこで、動物園で飼育する場合は手術によって肛門腺を除去しています。ですから、もしにおいがするとしたら、それはただのスカンクの匂いです。
本物の(イヤイヤ、ニセモノハイナイゾ)スカンクを見たことのある方は少ないでしょう。なぜなら、スカンクを飼育展示している施設が少ないからです。この園でも初めての飼育です。せっかくの機会ですから、スカンクの事についていろいろ知ってもらいたい。そう思って「スカンク通信」を始めることにしました。展示場の前でどうぞご覧ください。一緒にスカンク博士になりましょう。