フライングケージの新しい鳥たち
髙橋飼育係
2025年11月30日
大宮公園小動物園のフライングケージでは、
6種の鳥たちを飼育展示していましたが、
今回新たに3種の鳥たちが仲間入りしました。
そこで今回はその新しく仲間入りした、
鳥たちの見どころについてご紹介したいと思います。
まずは7月に上野動物園からオス1羽、メス1羽の、
カンムリコサイチョウがやって来ました。

カンムリコサイチョウはギンガオサイチョウと同様に雑食性で、
小鳥や小動物なども食べる鳥なので、
フライングケージ内のサイチョウ舎で飼育しています。
カンムリコサイチョウの見どころは、
サイチョウ科の特徴的な大きな嘴を器用に使い餌をひとつずつ食べる姿です。

ほかの鳥とは違い餌をついばんで食べず嘴で餌を一つずつ咥えて飲み込みます。
朝と日中によく餌を食べている所を見る事ができるので、
訪れた際はぜひ観察してみてください。
次に紹介する鳥はオウギバトです。
オウギバトは、9月に江戸川区自然動物園からメス2羽がやってきました。
頭のてっぺんに扇状の飾り羽があり、
世界最大のハトの仲間です。
オウギバトの見どころはハトとは思えない大きさと頭の飾り羽です。
オウギバトは体長が約60〜70cmもあり、
フライングケージには同じハトのシラコバトがいますが、
同じハトでもシラコバトの体長が約30cmなので倍以上のサイズ感です。
横に並ぶと大きさにかなり違いがあるので見比べてみてくださいね。
そして頭にはレースのような豪華な飾り羽があり、とても美しい鳥です。
美しい飾りや、大きさをぜひ観察してみてください。
最後に紹介する鳥はシロクロゲリです。
シロクロゲリも9月に埼玉県こども動物自然公園からオス1羽がやってきました。

体長は同じケージ内にいるシラコバトとほぼ同じ大きさですが、
シロクロゲリは体に対して足がとても長いのが特徴の鳥です。
足が長いのには理由があります。
野生では水辺などで暮らしている鳥なので、
浅瀬に入って餌を探す事の出来るように、足が長く進化しました。
そんなシロクロゲリの見どころは特徴的な鳴き声です。
英名では「Blacksmith Plover(鍛冶屋チドリ)」
と呼ばれており、鳴き声が金属をハンマーで叩くような高い音であることが由来となっています。
実際にケージ内でもよく鳴いているので、
耳をすませて聞いてみてください。
以上の3種類の鳥たちが、新たに加わり、
またフライングケージが賑やかになってきました。
ぜひいろいろな特徴をもった鳥を間近で観察しに来てください。
