大宮公園小動物園

ニホンツキノワグマの「クマキチ」が死亡しました

6月1日の朝、ニホンツキノワグマのオス「クマキチ」が死亡しました。

1週間前からエサを残したり、便状が乱れたりと、いつもと違う様子が見られました。その後、投薬による治療を続けていましたが、5月30日・31日はほとんどエサを食べることがなく、翌朝様子を見に行った際に死亡を確認しました。死因は現在調査中です。

 

クマキチは1999年に和歌山県で保護された個体です。保護当時、生後1歳数か月の幼獣でしたので、今年で推定23歳というところでした。

若いころのクマキチ
若いころのクマキチ 顔のアップ
若いころのクマキチ
若いころのクマキチ 高いところもスイスイ登っていました

 

最近のクマキチ
最近のクマキチ タイヤはお気に入りのおもちゃ

放飼場ではタイヤで遊び、暑い日はしょっちゅう池に入り、非常に活発で、収容の時間には飼育係が近づくと放飼場をグルグルと走り回り、扉が開くとすぐにザッと入ってくる、そんな姿がいつも見られました。

クマキチ、今までありがとう。

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