動物園に勉強にきた学生が
作った製作物や学んだことを報告します。


将来動物園や動物の仕事をしたいと考えている学生を実習生として受け入れています。
動物の飼育作業のほかにも、みなさんに動物のことを伝える仕事なども体験してもらっています。


2009年までの報告はこちら




 紹介看板
(2013年11月15日)
 


大宮国際動物専門学校
伊藤 立樹

☆実習生のコメント☆
今回私は、2頭ずつ飼育されているツキノワグマとブチハイエナを紹介する看板を制作しました。
「手描きでも、極力きれいに」と心がけて制作したので、この看板をみて、「今、運動場に出ているのはどちらのクマ、ハイエナなのか。」「2頭の違いはどんなところなのか?」など、関心を持っていただければ幸いです。


リニューアルして動物が見やすくなった猛獣舎。以前、クマ舎側には運動場に出ている個体の名札がありましたが、工事の際に付けられなくなってしまいました。多くの来園された方にどちらが出ているのかわからない等のお声を頂く事もあったため、今回伊藤君に制作してもらいました。
これで、運動場に出ているクマやハイエナが誰なのか、きちんとわかるようになりました!

(HP担当)



ヘビ図鑑
(2013年8月31日)

 

大東文化大学
小野 瑞喜

☆実習生のコメント☆
今回私は飼育しているヘビを紹介する解説版を制作させていただきました。
一見嫌われ者のヘビですが、ドキドキコンタクトの際、多くのお客様が「ヤダー」「気持ち悪い」と言いつつも、恐る恐る近づいて来てくれる姿を見てヘビの魅力を伝えたいと思い、この解説版を制作しました。
ヘビについての知識を持っている人は多くないと思い小学生からそのお父さん、お母さんまで「そうなんだ!」と楽しんでいただくためにどんな事をどのような言葉で伝えれば良いのかという所を心掛けました。
この解説版を見て、1人でも多くの人がヘビに関心を持ってくれたら嬉しく思います。


昔から忌み嫌われるヘビ。当園で飼育しているヘビたちは、ドキドキコンタクトでたまに皆さんの前に登場します。しかし、必ず言われてしまうのが、「気持ち悪い」という言葉。小野君には、そんな思い込みを覆してもらえるような解説版を作成してもらいました。当園で飼育している2種類のヘビの解説が分かりやすく書いてあります。ドキドキコンタクトを行う時、ヘビと一緒に出す予定です。それ以外の時に見たい方は、一声掛けていただければお見せしますので、飼育係りにお声掛け下さい。

(HP担当者)



ヤギ知識
(2013年8月31日)

 

日本獣医生命科学大学

☆実習生のコメント☆
ヤギは決して珍しい動物ではありませんが、「ヤギってどんな動物?」と聞かれたら、「紙を食べる動物・・・・?」くらいしか浮かんでこない人も少なくないと思います。
そこで私は、ヤギを題材に看板を作りました。小さな子供から大人まで楽しめるように、クイズや豆知識を載せ、何が書いてあるのか思わず読みたくなるような見出しを付ける工夫をしました。
この看板を見た後には皆さんの中に、ヤギについての知識がひとつでも増えていたら嬉しいです。


動物園や牧場に行けば、必ずと言っていいほど目にし、童謡やアニメにも登場する意外と身近なヤギ。しかしほとんどの方がヤギの事を詳しく知らないのではないでしょうか。
本物のヤギをよく観察して、この看板のクイズなどで、もっとよくヤギの事を知ってみて下さい!!
 
(HP担当者)



このオウムはどれかな?
(2012年9月30日)

 

日本獣医生命科学大学
坪谷 理紗

☆実習生のコメント☆
この動物園には白いオウムが3種類いて、一見よく似ています。でもよく見るとそれぞれ特徴があります。私はそれを皆さんに気づいてもらいたいと思い、この解説看板を作ろうと思いました。
工夫した点は、小さい子供でも楽しめるように絵を多くしたり、扉の仕掛けをつけた事です。興味を引くような作りにするのは難しく、使う言葉なども考えさせられ制作にあたって、人に伝えることの難しさを改めて感じました。
この看板を見た人たちが少しでもオウムの特徴を見てくれれば嬉しく思います。


動物園入り口正面のケージにいるオウムたち。とてもにぎやかに鳴き、個体によってはおしゃべりをするので人気者でもあります。しかし、実際にこの3種類のオウムたちの特徴の違いを知っているかたは少ないように感じます。
そこで、坪谷さんはオウムたちの特徴の違いに注目して、看板を作製してくれました。
種類ごとに比べると様々な違いがありますが、その違いを当園で飼育している3種類を中心に、わかりやすくまとめて、看板にしてくれました。
看板には書いていない違いもありますので、看板をみたあとは、自分で観察して、違いを見つけてみて下さい。

(HP担当者)




シラコバトをさがそう!
(2012年9月30日)
 


大宮国際動物専門学校
中嶋 陽子

☆実習生のコメント☆
シラコバトは埼玉県の県鳥なので、どんな姿で、ジュズズカケバトとはどう違うのかを知ってもらいたく、作製しました。パズルの様になっているので、ぜひ挑戦してみて下さい。


当園では、シラコバト、ジュズカケバト、イエバト、ウスユキバトの4種類のハトを飼育しています。
キジ舎にいるシラコバトとジュズカケバトは見た目が大変よく似ています。そこで、中嶋さんには、その2種類のハトは、どこが違うのか皆さんに興味をもってもらうために、パズルのようにした看板を作製してもらいました。パズルの絵を見比べて違いをみたら、実際に観察してみてください。
(HP担当者)




シッポに注目!!
(2012年9月30日)

 


東京農業大学
佐藤 拓真

☆実習生のコメント☆
今回は、クモザルの尾についての看板を作りました。クモザルの尾は他のサルと違ってある部分が特殊な形態になっています。また、クモザルはこの尾を使ってとてもユニークに動きます。
この特徴について是非来園者の方に注目して欲しいと思い、この看板を作りました。そして実際にこの尾を模したものも作製しました。触ってみたりして尾の特徴を実感していただければうれしく思います。
考えさえられた点としては、やはり看板に使う言葉です。小さい子でも目を引くレイアウトを用いて、なるべく誰にでも分かり、伝えたいことの本質がきちんと伝わるようにすることはとても難しく感じました。


来園者に動物の事を知ってもらう手段として、看板やキーパーズトーク、ふれあいタイムなどがあります。今回、佐藤君は「ハンズオン」を作製してくれました。
(ハンズオンとは実際に触れて体験してもらい、より動物のことを知ってもらう展示物の事です。)
看板では伝わりにくい触った感触や、尾の特徴をよく捕らえた物を作成してくれました。
見ているだけではわからないことでも触ることによって見えてくる何かがあります。
実際はクモザルには触れませんが、佐藤君の作製してくれた尾に触ってみてください!クモザルの尾の秘密が解るかも?!
(HP担当者)



ハクビシンの櫓(やぐら)!
(2012年8月31日)


大宮国際動物専門学校
阿部 秀一

☆実習生のコメント☆
実習に来たときにふと目にとまり、お客様から見えない溝にいるため、高いところに巣を作ろうと思いました。
溝にいる理由を自分なりに考えた結果、夏は暑くハクビシンもなるべく涼しい場所に居たいのではないかと思い、コンクリートの地面から離れた場所で、屋根をつけることで陽射しを防ぎ、来園者からもよく見え、くつろげるように工夫をしました。
作製している時は、きちんと上がってくれるか、くつろぐことができるか?など不安になりましたが、溝にいて「見えない」ハクビシンや、探しても「見られない」来園者のためにも、良いものを作ろうと、がんばって取り組みました。


動物園の動物は野生で生活している動物と違い、ケージや檻で区切られ限られたスペースで生活しています。野生で生活していれば、広い範囲を自由に移動することができますが、動物園ではそうもいきません。そこで飼育係りは限られたスペースの中でも、できるだけ彼らが快適に過ごせるように工夫しています。例えば、木に登る動物なら獣舎の中に木を組んで登れるようにしたり、土を掘る動物なら、土を入れたりなど、その動物の欲求が満たせるように考えています。

今回は阿部君に暑くて溝で涼み、来園者からはなかなか見られないハクビシンのために櫓を作製してもらいました。櫓に登ってくつろぐ姿を皆さんには見ていただければいいなぁと思っています。
(HP担当者)



サルの手を比べてみよう!
(2012年8月31日)

   

麻布大学
安本 唯(学芸員実習)

☆実習生のコメント☆
今回、学芸員実習では毎日の飼育作業に加えて看板の作成をしました。
園内の動物を見ていて、生息している場所や体の特徴が違う4種類のサルについて何か比較して伝えられないかと考え、「サルの手について」を課題としました。
サルはどの種類もとても素早い動きをしているため、なかなか手の大きさや形はじっくりと観察できないと思います。そこで、実際にサルの手の大きさを測り、実物大で表現することで、今この動物園で展示しているサルの体の細部まで観察してもらいたいと思いました。手の届く位置に設置したので、自分自身の手と合わせて比べてみて貰えたらと思います。


動物園では、みなさんに動物をよく知り、興味を持ってもらうために、イベントを行ったり看板を作成しています。
サルは動きや表情の多さから当園でも人気があり、足を止めてしばらく見ている方が多くみられます。しかし「手」のみを観察している人は、なかなか居ないのではないでしょうか?
今回、4種類のサルの「手」にスポットを当てた看板を作製してもらいました。
実物大のサルの手と皆さんの手。どんな所が似ていて、どんな所が違っているのか、実際に来て比較してみて下さい。

彼女にはカピバラのスイカタイムのポスターも作ってもらいました。人の目を引き、どんな内容なのかわかりやすく伝わる、可愛らしいポスターを作ってもらいました。
(HP担当)



動物の形をした看板
(2012年8月31日)



大宮国際動物専門学校
大澤 七海

☆実習生のコメント☆
私は水禽舎にいる「カナダガン」「ハワイガン」「アカツクシガモ」の看板を作りました。
看板を作るうえで難しかったのは、より本物に近い色や体格を再現することでした。何度も本物のガンやカモを見て、形や色を作っていきました。そうして動物をよく観察するうちに、その動物の行動や種同士の関係性などを学ぶことができました。
この看板を見て、種を見分けたり特徴を知って頂くことができたら嬉しいです。


動物園の動物を見る際に必ずある解説ラベル。動物名や生息地など簡単な情報が記載されています。たいていの場合、ただの板の上に貼り付けてありますが、今回は水禽舎にいる鳥たちの形に作製してもらいました。その動物の形にすることで、、ただ動物を見るだけでなく、少しでも解説ラベルに目が行きやすくどんな動物なのか情報を得てほしいと思い、工夫して看板を作成してもらいました。看板自体がその動物の形になっているので、どの鳥の解説ラベルか、確認しやすいと思います。水禽舎では、看板と本物の鳥を見比べて見て、少しも動物の事を知って頂けたらと思います。
(HP担当)



実物大のブタの看板
(2012年8月31日)



大宮国際動物専門学校
鈴木 美佳

☆実習生のコメント☆
ミニブタと養豚のランドレース種の違いを分かりやすく理解してもらえるように等身大のブタの看板を作りました。工夫した所は、少しでも立体的に見えるように影を入れたこと、尻尾を木ではなくヒモを使って作ったことです。
作るのに、動いているミニブタを見ながら描いたので、実際のミニブタの大きさにするのに苦労しました。
この看板を見てブタに興味を持って頂けたらと思います。


よく「全然ミニじゃない(-。-)」と言われてしまうミニブタ。大人になっても、100kg以下のブタをミニブタと言いますが、多くの人はミニと付くと人が抱っこできる位の大きさを想像するようです。そこで以前、実習で来ていた安中君に、普段皆さんが食べている肉になる種類のブタを原寸大で板に描いて貰っていました。その看板と飼育しているミニブタを見比べて、大きさの違いを比べて見て頂けたらと思っていましたが、動き回ったり、ゴロンと寝ころがっているミニブタと比較するのは見ずらいという意見で、ミニブタも、原寸大で作ってもらいました。尻尾がロープで工夫して作られています。実物大のブタの看板を見比べてみて下さい!!
(HP担当)


動物の足型をさがしてみよう!
(2011年12月30日)

 

麻布大学
石尾 雪乃(学芸員実習)

☆実習生コメント☆
学芸員実習の一環として、園内の動物を使って看板を作ることになり、私は「動物の足型」を展示することで何かを伝えたいと考えました。しかし、肝心の「何を伝えたいか」という部分を考えることに時間がかかってしまいました。
その結果、足の形状を直接触って感じられるようにすることで、その動物の生きる環境や能力を伝えたいと思いました。いざ作業が始まっても、足型がうまくとれなかったり看板の構成をいろいろな資料を参考にして考えたりと試行錯誤でした。
今回の看板作りでは看板で伝えたいことだけではなく、大宮公園小動物園の意義や地域における役割についても考えるきっかけになりました。
実習を通して飼育作業だけでなく、学芸員として求められている「伝える」ということについて深く考えることができたと思います。


動物について伝えるといっても方法は様々です。
なるべく興味をもってもらえるように様々な工夫をしています。今回は、「触る」という今まで当園ではあまりなかった形式での展示を考えてくれました。初めての試みで、私たちも一緒に悩みながらの制作になりましたが、出来上がってみると目をつぶっても足型がしっかりわかる素敵なものになりました。
実習生の受け入れは動物園にとって教育的な意味合いがありますが、これは彼らだけでなく、私たちのとっても学びの機会だなと感じることになりました。
ぜひ五感を使って動物園を楽しんでみてください。
(HP担当)




ドングリポスト
(2011年11月29日)

 

東京動物専門学校
大窪 恵理香

☆実習生コメント☆
クマたちは木の実などを食べながら何十キロも移動します。木の実は種だけが消化されずフンと共に出てきます。種は、自分で移動できなくても彼らに遠くまで運んでもらうことができるのです。遠くで発芽できることで木は森を育みます。こうやって循環することで良好な森が作られていくことが伝わるといいです。
制作する際に難しかったことは、クマが擬人化されないように骨格も考えながら絵にすることが大変でした。また、自然の循環をみなさんにわかりやすく伝える説明を考えることが難しかったです。
楽しみながら、動物と森との繋がりを知ってもらえればさいわいです。


大宮公園や周辺は市街地ですが多くの緑に囲まれています。そんな理由からか動物園に「ドングリ」を持ってきて動物たちにあげる人が多く見られます。
しかし、飼育係の知らないところで動物たちが食べ物を食べてしまうと困ることがあります。
動物園では、動物の健康管理のために、一日の餌の量や種類を決めています。ですから、多くのドングリを知らぬ間に食べてしまうと、太ってしまったり、あまり好まない餌を残してしまい、栄養が偏ることもあります。
しかし、せっかく動物のためにドングリを集めてきてくださる方もいらっしゃるため、何かできないかと考え、ドングリポストをつくり集めることにしました。
実は昨年制作してもらったのですが、シーズンが終わってしまったため、一年越しの設置となりました。
(HP担当)




フラミンゴ解説看板
(2011年10月13日)

 

東京農業大学
伊東 慎之介(学芸員実習)

☆実習生コメント☆
フラミンゴの看板を作らせていただきました。
お子様にも楽しめるように簡単なクイズ形式にしてフラミンゴの不思議な部分を紹介しました。
少しでも勉強になればと思います。
本物のフラミンゴを見ながらクイズに挑戦してみてください。


動物たちのからだは不思議がいっぱいです。
動物園では本物を間近に見ることで、不思議をたくさん知ってもらうことができます。
けれども、ただながめていてもなかなか発見できないこともあるでしょう。
ですから、看板を使ってその手伝いをしています。
みなさんに興味をもってもらうために飼育係はいろいろな方法で表現をしていきます。
今回、伊東君は、フラミンゴの不思議についてクイズ形式で表現してくれました。
(HP担当)




ミニブタキーパーズトーク
(2011年9月28日)

  

東京農業大学
安中 孝明(学芸員実習)

☆実習生コメント☆
最初はただ漠然と、来園してくれた方とふれあいたいという気持ちからキーパーズトークを実習課題にしました。しかし実際に企画してみると「何を伝えたいのか?」という一番肝心な部分がはっきりしていないことに気付きました。それからは何を伝えたいのかを意識して、話の内容を考えたり説明用のパネルを考えたりするようにしました。
当日は直前まで緊張してしまい、ほかの事は考えられませんでしたが、終わってみると自分の中で反省点がいくつも思い浮かび、改良を加えてまた発表したいという気持ちになりました。
キーパーズトークだけでなく、告知用のポスターを制作したりと非常にやりがいと達成感のある課題でした。


動物について伝えることは様々です。その動物の特徴、すんでいる場所、くらし方など。動物園では様々な角度から動物のことを伝えています。
9月11日の日曜日にミニブタのキーパーズトークをおこなってもらいました。なぜミニブタと呼ばれているのか?みんなが肉として食べているブタはどのくらいの大きさなの?そもそもブタってどんな動物?
家畜についても勉強している大学生ならではの面白い解説をしてくれました。
(HP担当)




ミシシッピアカミミガメ解説看板
(2011年9月28日)



麻布大学
森山 純(学芸員実習)

☆実習生コメント☆
外来生物の問題を題材として、「ミシシッピアカミミガメ」を取り上げました。このカメは誰もが知っている「ミドリガメ」と呼ばれるカメです。
「あっ、カメがいる!」といって、ただ眺めるだけでなく、彼らのこと、彼らと私たち日本人との関係について理解してほしいと思いこの看板を制作しました。
小学生高学年くらいの年齢を対象として作りましたが、伝える側だけでなく見る側の目線にで考えました。内容、設置する場所、言葉の言い回しなど、伝えることの難しさを学ぶことができました。これを見て何か1つでも知識として持ち帰ってもらえるといいなと思います。


大宮公園には大きな池がいくつかあり、そこにはたくさんのカメがすんでいます。しかし、それらの多くはもともとここにすんでいたわけではありません。そんな動物や植物を「外来生物」と呼びます。みなさんのまわりには、そのような生き物たちが意外と多くいるのです。
動物園ではそういった身近な自然や動物についても考えてもらえるような内容も展示に取り入れるようにしています。
(HP担当)




ニホンザル解説看板
(2011年6月27日)



大宮国際動物専門学校
沼澤 春奈

☆実習生コメント☆
ニホンザルは埼玉県にもすんでいる身近な野生動物です。彼らとヒトとの関わりを知ってもらうことで、ほかの動物たちとの関わりや、その間に起こっている問題にも目を向けるきっかけになってほしいと思いでこの解説版を作りました。
解説版では深く触れませんでしたが、下北半島ではサルが農作物を食い荒らしてしまう、家の中まで入ってきてしまうといった問題が起こっています。しかし、すべてサルたちが悪いというわけではありません。そうなってしまったのには、人と自然とのかかわりの中で何か原因があるのではないかと思いました。
これをきっかけに自然や野生動物と、私たちとの関わりについて考えてもらえたらと思います。


みなさんの身近な「日本」にすんでいる動物たちを、大宮公園小動物園でもたくさん飼育しています。
ニホンザルもそのなかの1種です。もしかすると、実際今までに、自然の中で出会ったことがある、またはこれから出会うかもしれません。そんなときに、彼らにも、私たちヒトにも嫌な思いやこわい思いをしてもらいたくありません。今回はそんなときに役に立つような彼らとの接し方を考えてもらえるような看板を作ってもらいました。
これを読んで関わり方をみなさんで話し合ってもらえるとうれしいです。
(HP担当)




ブチハイエナのガリガリタイム
(2010年9月12日)

  

帝京大学
清原 和裕(学芸員実習)

☆実習生コメント☆
来園者さんには、楽しんでもらいながらブチハイエナの特徴などを知ってもらうことと、会場全体が一体感になるような話しをしようと心掛けました。
しかし、僕からの一方的な問いかけが多く、お客さんからの反応が思ったように返ってこず、焦ってばかりでした。
とてもいい経験になり本当に楽しい実習期間を送ることができました。


動物園では、ただ動物を見てもらっているわけではありません。その動物についての正しい情報を知ってもらう、より興味を持ってもらう、動物たちや地球の未来を考えてもらえるよういろいろと考えています。
今回はそんな仕事について考えてもらうために、毎週おこなっている「ブチハイエナのガリガリタイム」を実施してもらいました。
(HP担当)





クリスマスイベント
(2010年1月11日)

 
※ポスターはクリックすると大きな画像で見られます。

八洲学園大学
遠藤 美晴(学芸員実習)

☆製作者コメント☆
昨年参加して、このイベントを楽しみにしている方もいらっしゃるかと思い、同じようなクリスマスケーキ作りをメインイベントにしました。
今回はケーキを作った動物から写真入りのクリスマスカードが届くサプライズを追加してみました。
内容から、ポスターやクリスマスカードの作成等様々なことを任せていただいてとても充実した実習期間を過ごすことができました。


動物園では、みなさんが動物親しんでくれるよう、また、彼らのことをよく知ることができるように、多くのイベントをおこなっています。
飼育係はこのような仕事もしなければいけません。
今回の実習では、昨年12月23日におこなった「クリスマスイベント」の企画や準備をしてもらいました。
準備だけでなく、ポスターや記念に贈ったクリスマスカードのデザインも作成してもらいました。
イベントの様子はこちらでご覧ください。
(HP担当)





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