久喜菖蒲公園

自然と遊ぼう会~野草を使って遊ぼう~を開催しました

令和5年度第4回自然と遊ぼう会を開催しました

自然と遊ぼう会とは
「遊びを通じて自然と親しみ、自然を大切にする心を育む」ことを目的に平成19年11月から開催している自然体験イベントです。
イベントを実施してもらうリーダー達は、公益財団法人日本自然保護協会の自然観察指導員や指導員から認められた各分野の知識を持つ方たちです。
今回は9月20日(日曜日)に開催した~野草を使って遊ぼう~の様子をお伝えします。


イベントリーダーは井野さん、公園内にある木や草を参加者と一緒に観察していきます。
写真1

まず最初に、公園に落ちている落ち葉を一緒に拾います。
「なるべく多く、色々な種類を見つけて持ってきて」と井野リーダーから指令をもらった子どもたちは、自分のトレイに落ち葉を入れていきます。
違う種類の落ち葉を見つけて集めていく子やとにかくいっぱい量を集める子などお子さん一人一人自分で考えながら一生懸命落ち葉を集めていました。
写真2

次に、集めた葉っぱを種類ごとに分けて紙に貼っていきます。
イチョウなどの見たことのある葉っぱから、何の木のものか分からない大きい葉やトゲトゲした葉などがあり、子どもも大人もどんな木の葉っぱなのか考えながら種類を分けていきました。
いっぱい集めた子は分けるのが大変(笑)
けれど同じ葉に見えても自然と遊ぼう会所属のスタッフに見せると実は違う種類と教えてもらったりしながら楽しく作業をしました。写真3(落ち葉種類分け

種類分けが終わったら井野リーダー手作りの園内の樹木についてまとめた冊子「野原の植物と触れ合おう」を見ながらどの木の葉っぱなのかを調べます。
落ち葉を集めた周辺には生えていない葉っぱもあり、遠くから風で飛んできたり、鳥が運んでくることがあるとスタッフから聞いて「そうなんだ」と驚いていました。写真4(落ち葉の種類を調べる

葉っぱがどの木のものか分かったところで、実際に木を見に行きます。
集めた葉っぱはどんな木のものだったのか見て触って確かめます。
木を直接触ってみて、「ふわふわしてる」「こっちの木はちょっとざらざら」「あっちの木はつるつるしている」など、種類によって違いがあることを体験しました。
写真5(木を見てみよう

少し休憩をして今度はミニゲーム!
紙の上に置いた落ち葉を落とさないようにコースを一周します。
一気にダッシュしていく子、慎重に歩きながらゴールを目指す子。ここでもお子さんによって違いがでました。
最後は全員がゴール!
参加してくれた子に井野リーダーが用意したコスモスの花びらが入ったキーホルダーをプレゼント。
コスモスは久喜市の花ということで選んでくれたそうです。
綺麗なキーホルダーのプレゼントに子どもたちも喜んでいました。

写真6(ゲーム+キーホルダー

最後は落ち葉や雑草を使って栞づくりをします。
集めた葉をキッチンペーパーと板で挟み、電子レンジで温めて押し花にます。できた押し花を台紙に貼って上からシールを付けたら完成です!写真7(栞づくり

まだまだ暑い日だったのですが、参加頂いたお子さんたち、保護者の方々、皆様が笑顔で活動に取り組んでいただけて本当に良かったです。
ご参加頂いた皆様ありがとうございました。

次回の自然と遊ぼう会は10月15日日曜日に開催します。
テーマは「どんぐりで遊ぼう」です。
どんぐりを使った笛やカメラのフィルムケースと紐を使った虫笛を製作します。
(注)虫笛とは、フィルムケースを先端に付けた紐の端を持ってグルグルと回すと虫の鳴き声ような音が出るものです。
皆様のご参加をお待ちしております。

お問合せ先

〒346-0028 
久喜市河原井町70

久喜菖蒲公園管理事務所

電話:0480-23-1366

FAX:0480-22-5980

メールでのお問合せ(外部リンク)

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