クオッカの赤ちゃんが生まれました!
掲載日:2023年1月6日
12月14日(水曜)、クオッカの赤ちゃんがお母さんのお腹の袋(育児嚢)から顔を出しました。
お母さんはリコ、お父さんはチャメで当園では6頭目の赤ちゃんです。
顔出しから三週間ほど経ちましたが、一日中顔が出しているわけではありません。しかし少しの時間なら育児嚢から外に出る姿も見られるようになりました。
展示は親子の様子を見ながら練習していきますので、落ち着いて過ごせるよう温かく見守っていただけると嬉しいです。
クオッカ親子の元気な姿が見られるまでもうしばらくお待ちください。
(補足)カンガルーの仲間はとても小さくて未熟な状態で生まれ、自分の力でお母さんの袋(育児嚢)の中へ移動します。袋の中で育ち、半年ほどで顔を出し、徐々に外の世界に慣れていきます。
そのため、生まれた瞬間を人間が確認できることは非常に稀です。カンガルーの仲間に限り、動物園では「生まれた日」ではなく、「袋から顔を出した日」をいわば2番目の誕生日のように皆様にお知らせしています。