オオカンガルーの赤ちゃんが顔を出しました!
掲載日:2023年11月7日
8月17日(木曜)ミヤコのお腹の袋(育児嚢)から、そして10月7日(土曜)ホープの育児嚢から、それぞれ赤ちゃんが顔を出しました。
カンガルーの仲間(有袋類)の赤ちゃんはとても未熟な状態でうまれ、自力でお腹の袋に入り、おっぱいに吸い付きます。そのまま袋の中で過ごし、半年ほど経ってはじめて、やっと顔を出します。うまれた時の大きさは1円玉ほど。とても小さいので、いつうまれたか確認することが難しいです。
そこで、動物園ではお腹の袋から顔を出した日を「誕生日」としています。
顔を出したばかりのころはまだ毛がほとんど生えておらず、ピンク色の皮膚が目立ちましたが、今ではミヤコの子はしっかりと毛が生え、ホープの子もうっすら毛が生えてきて少しずつ灰色がかってきました。
ホープの子はまだ一日中顔を出していることはありませんが、尾や足の先は時々出ています。徐々に顔が見える機会も増えてきています。
お母さんも子育て中で回りが気になることもあるかもしれません。お腹の袋がもぞもぞしていたら、ぜひ立ち止まってそーっと観察してみてくださいね!
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