埼玉県こども動物自然公園

オオカンガルーの赤ちゃんが顔を出しました!(11/24)

掲載日:2024年11月24日

82日にホープのお腹の袋(育児嚢)から、1018日にはおこめのお腹の袋(育児嚢)から赤ちゃんが顔を出しました。
カンガルーの仲間(有袋類)の赤ちゃんはとても未熟な状態でうまれ、自力でお腹の袋(育児嚢)に入り、おっぱいに吸い付きます。そのまま袋の中で過ごし、半年ほど経ってはじめて顔を出します。
うまれた時の大きさは1円玉ほどしかなく、とても小さいので、いつうまれたか確認することが難しいです。そのため動物園ではお腹の袋から顔を出した日を「誕生日」としています。
顔を出したばかりのころはまだ毛がほとんど生えておらず、ピンク色の皮膚が目立ちましたが、今ではホープの子はしっかりと毛が生え、おこめの子もうっすら毛が生えて少しずつ灰色がかってきました。
またホープの子はお腹の袋(育児嚢)から外に出て元気に走り回る姿を見ることが多くなりました。おこめの子はまだ一日中顔を出していることはありませんが、徐々に顔が見える機会も増えてきています。

ホープとおこめも子育て中で回りが気になることもあるかもしれません。お腹の袋がもぞもぞしていたら、ぜひ立ち止まってそーっと観察してみてくださいね!

赤ちゃん1
おこめの子
ホープの子

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