埼玉県こども動物自然公園

ウシと牛乳

2023年6月21日 乳牛コーナーより

梅雨にも入り蒸し暑い日が続いていますね。皆さん体調崩していませんか。ウシ達は湿度や暑さが苦手ですが、みんな元気に過ごしています。
6月ももう半ばですが、6月は牛乳月間となっているので、今回はウシと牛乳のお話です。

乳牛コーナーでは5月31日から、「仔牛にミルクをあげよう」というイベントが再開しています。
このイベントではその名の通り、仔牛にミルクをあげることが出来ます。では仔牛にあげるこのミルクは誰からもらったミルクでしょうか。

哺乳ボトルの写真
哺乳ボトル

それはもちろん、お母さんウシからです。そして私たち人間も、お母さんウシが仔牛のために出しているミルクをもらっているのです。
人間がたくさん牛乳を貰っていたら、仔牛が飲む分が無くならないの?と思うかもしれませんが、大丈夫です。
乳牛は仔牛が飲む以上の量の牛乳が出るように改良されています。こども動物自然公園にいるウシは、多いウシで1日に約30L搾ることが出来ますが、このうち仔牛に与える牛乳は1日約6Lです。また、仔牛は2カ月ほど経つと離乳をしますが、お母さんウシは搾り続けることで約1年間は牛乳が出ます。
普段何気なく飲んでいる牛乳ですが、お母さんウシから分けてもらっている、ということを思い出してもらえると嬉しいです。

先ほど仔牛は2カ月ほどで離乳すると書きました。ということは「仔牛にミルクをあげよう」は仔牛がミルクを飲む期間だけしか出来ません!また、最初に書いた通りウシは暑さに弱いため、夏に出産させることは避けています。そのため仔牛がいない時期もあります。とても限定的なイベントなので、ぜひこの機会に体験してみてください。

子牛
仔牛の力強さも感じられます

※「仔牛にミルクをあげよう」ついて詳しくは動物園入り口の看板をご確認ください。

芦澤飼育係より

お問合せ先

〒355-0065 
東松山市岩殿554

こども動物自然公園管理事務所

電話:0493-35-1234

FAX:0493-35-0248

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