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ボールニシキヘビの展示始めました！

2024年1月15日

今回のお話はなかよしコーナーで飼育しているボールニシキヘビについてです。
実は2000年から飼育しているのですが、展示はせずにコンタクトの時にしか登場していなかったため知る人ぞ知る存在なのです。さらに現在ではヘビがコンタクトに登場することがなくなった為、新たに展示をすることになりました。展示場所はなかよしコーナー内の建物の窓越しの展示です。

展示する個体は「モカ」というメス。正確には分かりませんが来園してから23年は経っているのでそれ以上の年齢になります。昨年の10月から展示用ケージで飼育を始め、12月27日から展示を開始しました。
そんな中、先日ちょっと嬉しいことがありました。なんとモカが木に登っていたのです！！何が嬉しいのか分かりませんよね。説明しますね。

ボールニシキヘビは、木に登ることはできるけれど基本は地上で生活するタイプのヘビと言われています。そのため、以前の飼育ケージは登るための枝を設置していませんでした。23年間木登り経験なし、展示用ケージに移動して初めての木の枝。そんなモカが枝の上にいる姿を見せてくれたのです！嬉しい気持ちわかってもらえましたか？

木の登っているモカを見たときには驚きと、嬉しさと、ちょっと心配な気持ちが入り乱れながら、何枚も写真を撮ってしまいました。
夜行性のため、閉園間近にならないと動き出さないボールニシキヘビですが（もちろん必ず動くわけではありませんが）ぜひなかよしコーナーへ見に来てくださいね。

小林飼育係より