ミーアキャットの親子
2025年7月6日
ミーアキャットのブンタン(♂)とルナ(♀)の間に誕生した赤ちゃんの成長記録をご紹介します。
2024年10月、2頭のお見合いを開始。
網越しに対面させたところ、ブンタンはルナを落ち着きなく気にかけ、ルナも徐々に関心を示し始めました。何日か様子をみて、短時間での同居をスタート。初日から鳴き交わしや匂いの嗅ぎ合いが見られ、さっそく複数回マウントも確認されました。
その後、同居練習を経て2頭同じ部屋での生活を開始。

2025年2月16日、ルナの乳首が目立ち、体重が増加するようになりました。

3月11日、巣箱から赤ちゃんの鳴き声が聞こえ、ついに出産を確認しました。
過度な刺激は育児放棄やこどもを食べるリスクを高めるため、展示は中止し、管理も最低限のケアのみでそっと見守ることに徹しました。
はじめて赤ちゃんを目視できたのは生後3日目の巣箱の外でした。ミーアキャットの赤ちゃんは自分で動けるようになって開眼するまでの2週間は巣穴から出てきません。
巣箱から出ていた赤ちゃんに思わずドキリとしましたが、親子の様子に問題はなく授乳の確認ができました。もしかしたら巣箱が巣穴なのではなく、部屋自体が巣穴として認識されているかもしれませんね。

3月下旬、赤ちゃんの体色はクリーム色から徐々に灰色っぽくなっていき、うっすらミーアキャットらしい背中の縞模様もでてきました。さらによちよち歩くようになり、目も少しずつ開いていきます。子の数を確認すると1頭でした。


4月に入るころにはすっかり歩けるようになり、放飼場に出る練習も始めました。ブンタンが赤ちゃんをくわえて外に連れて行ったり、室内に戻したりと行き来するうちに、赤ちゃんも外に興味を示してきました。
日を追うにつれて、走り回る、2本足で立ちあがって日光浴をする、など成長が目覚ましくなりました。餌の馬肉にも興味を示し、ついに自力で食べるように。まだおっぱいも飲んでいましたが、少しずつ乳離れが始まりました。


4月後半には展示の練習も開始。警戒心よりも好奇心が勝っていたようで、すぐに展示環境にも慣れてくれました。
6月末には顔つきも体格もぐんと成長。爪で穴を掘ったり、丸太に飛び乗ったりと活発に動き回るように。背丈も親の半分ほどになりました。お母さんのおなかの下ですごい体勢でミルクをのんでいることも。

ミーアキャットの赤ちゃんは今も成長途中。ブンタンとルナがペアになって出産するまでと赤ちゃんの成長を振り返ってみましたが、成長のはやさと野生動物の逞しさには驚かされてばかりです。
機会があればぜひ、個性豊かなミーアキャット親子の生活を覗きに来てみて下さい。 もしかしたら、貴重な発見があるかもしれません。
内山飼育係より
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