埼玉県こども動物自然公園

カピバラ・ワラビー舎の暑さ対策

2025年9月20日

今年は6月の梅雨から35度超えの猛暑日がありと、人間にとっても動物にとっても厳しい夏が続いています。
そこで今回はカピバラ・ワラビー舎の暑さ対策をご紹介します。

まず一つめはワラビー舎内の扇風機による送風です。
湿気や空気がよどまないように24時間稼働させ、空気を循環させるようにしています。

二つめはカピバラの水浴びです。
寒い冬の間はお湯をためて、お風呂に入っていたカピバラたちですが、夏の暑い時期は水風呂に入ったり、広い池で泳いで暑さをしのぎます。

三つめはワラビーのあし水と前あしをなめる行動です。
暑い日にワラビーは前あしをなめたり、飲み水容器に前あしをつけてぬらし、気化熱で体温を逃がします。
また飲み水容器にすっぽり入りうしろあしを水につけて涼むことがあると先輩飼育係に聞いたのでゆったり入れるよう広く浅い容器に水を入れたものを用意したところ、暑い時間帯にはずっと入っていました。

飲み水容器に入るソーダ

しかしこのあし水の行動は個体差があり、する個体しない個体にはっきりわかれました。
水に入れば少しは涼しくなるのに…と思ったのであし水をしない人慣れしている個体に手で水をすくってあしにかけてみました。
何度か水をかけていれば慣れて水の冷たさを気持ちいいとわかってもらえるかなと思っていましたが、自分で入らないと気に入らないようで、よけられてしまいました…
若い個体なので少しずつでもあし水できるように慣れてほしいなと思う飼育係でした。

その他にも夏恒例のおやつにスイカや氷をあげたり、お風呂のまわりや放飼場内に打ち水をして、少しでも温度を下げるように工夫しています。

スイカ氷をかじるヘチマ

暑くて動物園に行くこと、外に出ること自体避けてしまいがちですが、暑い夏にしかしない行動を動物たちは見せてくれることがあります。
こまめな休憩や水分補給などの熱中症対策をしながら夏ならではの動物園を来年も楽しんでみてください!

佐藤飼育係より

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