埼玉県こども動物自然公園

梅雨に入って良くなったこと

2026年7月5日

最近にしては珍しく今年は梅雨らしい梅雨になりましたね。どんよりジメジメの天気は嫌いな人も多いと思います。今回はこのジメジメのおかげで脱毛が改善されたレッサースローロリスについて紹介します。


スローロリスは湿度が低いと感染症にかかりやすくなったり、肌荒れやかゆみを引き起こすことがあります。冬は寒く乾燥するため湿度を上げるのが大変でしたが、梅雨に入ってからぐっと湿度が上がり、スローロリスたちにとって過ごしやすくなりました。

7月2日の温度・湿度

今回紹介するレッサースローロリスは、バックヤードで飼育している17才です。平均寿命は約20才なのでなかなかのおじいちゃんです。この個体は4月から背中の一部に脱毛が見られていました。

背中の脱毛部位

しばらくは塗り薬を塗ったりビタミン剤を与えたりしましたが、良くも悪くもならず一旦治療は中止しました。67日に梅雨入りし湿度が10%上昇した6月9日、うっすら毛が生えているのを確認しました。

 梅雨前も加湿器で湿度は維持できていたことや他の個体で異変がなかったことを考えると、脱毛の原因が湿度にあったとは言えません。しかしこのおじいちゃん個体では毛が生えるために、より高い湿度が必要だったのかもしれません。今では、若干短めですが艶のあるきれいな毛が生えました。

脱毛した形跡がまだあります

内野飼育係より

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