埼玉県こども動物自然公園

GW中の動物園おすすめ1周コース~part1~

個人的なおすすめコース

2022年5月1日

みなさんこんにちは!ゴールデンウィーク、楽しんでいますか?
動物園にご来園予定の方は、開園時間や駐車場の利用時間などが変更していますので、どうぞご注意ください。
今年もコロナ対策のため、ゴールデンウィーク中のウサギやモルモットのコンタクトや乗馬体験、乳しぼり体験は中止しています。
こどもたちが動物と出会い、体験を通して動物のあたたかみを知ったり、「はじめはちょっと怖かったけど馬に乗ることができた!」そんな思い出が成長につながる場所でもあるので、私たちとしても開催できない状況は残念です。

とはいえ、埼玉県こども動物自然公園の魅力は体験やイベントだけではありません!
今回は私の個人的な(ここ大事)動物園のみどころをおさえた「おすすめ1周コース」を弾丸ツアーしていきます!
「動物園行こうかな、でも乳しぼり体験もできないし・・・」「高坂の動物園って行ったことないけど小さいのかな」「どこから行けばいいか分からない」そんな皆様はご参考にどうぞ!

ルートはざっくりこんな感じ・・・

コース
ぐるっと1周しました

正門(スタート)→キリンテラス→ポニーコーナー→なかよしコーナー

→乳牛コーナー→レッサーパンダ舎周辺(このpart1の記事ではここまで紹介)
→ペンギンヒルズ→東園→こどもの城→キツネザル舎→キリン売店→正門(ゴール!)

※クオッカは観覧時間が決まっているので、確実に見たい方は来園したら先に東園へ向かうことをオススメします!

園内マップ

動物園正門からスタート!

本当はお客様と同じように、途中で休憩したり、動物をじっくり観察したり、遊具で遊んだり、ベビーカーを押したり・・・と条件をそろえたほうがよりリアルでしたが、業務時間の関係上「早歩き」「撮影したら次のポイントへ移動する」という条件でスタート!
ちなみに園内周遊バスの乗車はなし、相棒のスポーツウォッチとともに自分の足で歩きます。
みなさんはゆっくりじっくり周ってくださいね。

まずは情報登録や検温、チケット購入を済ませたという前提で正門から!
ゴールデンウィーク期間中は正門入ってすぐのスペースで園内マップを販売しています。
1枚10円で購入、またはQRコードを読み取ってスマホから園内マップをゲット。
(案内所・中央売店でも販売しています)

入園ゲート
いざ入園!
園内マップ
園内マップください!
レッサーパンダのトピアリー
記念撮影もばっちり

キリンテラス

入園してすぐに目に入る真新しい建物「キリンテラス」は、2022年3月にオープンしました。
以前のキリン舎は、天候の悪い日はキリンを早めに収容したり、室内と外とを自由に行き来できるようにしていたため、お客様には見づらい時もありました。キリンテラスはそんな天候でも、キリンはもちろん快適に、そして国内初の全面ガラス展示によってキリンの大きさを体感することができる、キリンも人もwin-winな施設となっています。要チェック!

キリンテラス
キリンのにおいも実感できます
放飼場
キリンが大迫力で走ることもある放飼場

ポニー舎

あいにくゴールデンウィーク期間中は乗馬体験やポニーのエサやり体験は行っていません。
それでも放飼場でくつろいだりグルーミングしあうポニーたちの関係性を観察すると面白いですよ!
さらに、ポニー舎は自由に出入りすることができ、飼育係がウマたちの手入れをする様子や、飼育作業する様子もご覧いただけます。
天井を見上げるとハツカネズミが金網トンネルを歩き回っていたりします。馬房にくらすネズミをイメージして作られました。ちょこちょこ動きまわるネズミたちを見ているとあっという間に時間が過ぎます。

ポニー放飼場
のどかに暮らすポニーたち
ポニー舎
ポニー舎内

ヤギのエサやり体験

ヤギのエサやり

ポニー舎を出て噴水広場に向かうと「メエー」とヤギたちの元気な声が聞こえてきます。
ゴールデンウィーク期間中は唯一エサやり体験ができるポイント!


ガチャガチャでエサを購入してカプセルに入ったペレットを手のひらにのせて与えましょう。
撮影にご協力いただいたお客様から「いつもここにきてエサをあげてるんです」と温かいお言葉を頂きました。意外と迫力があるヤギですが、勇気をだしてエサやりできましたね!

コツメカワウソ舎・ぴょんぴょん村

ヤギの後ろの坂道をあがり、ビアトリクスポター™資料館を横目に上がっていくと、コツメカワウソ舎が見えてきます。放飼直後だったからか、元気いっぱいに運動場で遊んでいました。時にはぐっすり寝ていることもありますが、時間を改めていくと、泳ぐ様子やウォータースライダーを流れて遊ぶ様子も見られるかもしれません。

走り回るウサギ
走り回るウサギたち

コツメカワウソ舎の向かいにはウサギの放し飼いゾーン「ぴょんぴょん村」があります。

近くに来ることもありますが、ここでは抱っこはできません。

ウサギたちは走ったりかじったり穴を掘ったり・・・。ペットのイエウサギの原種は、穴を掘って暮らす「アナウサギ」。ここにいるのはイエウサギですが、観察を通してイエウサギに残ったアナウサギの習性を垣間見ることができます。

なかよしコーナーに到着

「ウサギ・モルモットのコンタクト」はあいにくGW中は中止しています・・・。
が、ここは1980年の動物園開園当初から存在する、こどもたちが初めて動物との出会いを体験する場所であり、家畜から野生動物までたくさんの動物が暮らしています。
放し飼いゾーンではヤギやガチョウがのんびり暮らし、自由に触れることが出来ます。でも無理に触ると逃げられり、時には軽く頭突きされてしまったり・・・(エサを食べているときは触らないのがポイントです)
動物は決して自分が思う通りになるわけではないことを知り、適切な距離感や接し方を自然と学ぶことができます。
ちなみに飼育係歴10年近いはずの私はここのシナガチョウたちに未だ訪れるたびにつつかれます。まだ道半ばです。

ヤギ
おしりをかくと喜ぶかも
ヒツジ
ヒツジの赤ちゃんもいます
道

坂道がちょっぴりつらいけど、鳥のさえずりに耳を傾けながら乳牛コーナーへ向かいます。

乳牛コーナー

「乳しぼり体験」や「バターづくり体験」を通じて、私たちの日常生活に欠かさない牛乳が「母親のウシ」からもらっているものであることを実感できる場所です。・・・GW期間中はそのどちらも中止してます。

とはいえ本物のウシを見る機会はなかなかありませんし、実は動物園で乳牛を飼育展示する施設って珍しいんですよ!
ここで飼育されている乳牛はホルスタイン・ジャージー・ブラウンスイス・ガンジーの4種です。
乳牛の品種って皆さんが思っているよりずっと多くて、乳量や用途もさまざまです。
牛舎内は見学自由ですし、牛乳がみなさんの食卓に届くか分かるパネルも設置されています。

牛舎内
牛舎内で作業中の飼育係
ブラウンスイス
ブラウンスイスの赤ちゃんがいます

ウシと牛乳のことを知ったら、自動販売機でわたぼく牛乳をグイっと飲んでウシに感謝の気持ちを!
(好評につき完売する場合もあります)

マヌルロック

乳牛コーナーをでて再び坂道にでると、すぐにマヌルネコ舎が見えます。2021年オープンしたばかりの屋外展示場マヌルロックは、マヌルネコが屋外でも快適にすごせるよう、第3回アニマル基金の寄附金によって建設されました。
マヌルネコは暑さに弱いため、その日に出るかは運次第ですが、もし出ていたら観察のチャンスです。飼育係が作ったおおきな擬岩に溶け込む姿を探してみてください。

レッサーパンダ舎周辺

マヌルロックから進むと大きな木が生えたレッサーパンダ展示場が見えてきます。軽々と高い枝まで登っていく様子に、見ているこっちはハラハラ。レッサーパンダの身体能力の高さを実感できます。しかし、標高の高い山で暮らすレッサーパンダは暑さに弱く、いつでも屋外展示場にいる訳ではありません。その点、屋内展示室は毎日見られるだけでなく、ガラス越しで近い分より観察しやすいです。

レッサーパンダの周辺にはミーアキャット・フェネック・ヤブイヌもいます。プレーリードッグの赤ちゃんが最近でてきたので探してみてください。

レッサーパンダ
樹上のレッサーパンダ。どこにいるかわかります?
プレーリードッグ
プレーリードッグの赤ちゃん

ecoハウチュー

2019年にリニューアルオープンした小動物舎です。ecoな暮らしをするネズミを中心とした生き物たちを展示しています。昼ゾーンと夜ゾーンの2つに分かれており、夜ゾーンはGW中は閉鎖中ですが、昼ゾーンはオープンしています。
特に「グンディ」や「ビスカチャ」は必見です。
グンディはきなこもちのような風貌の可愛らしさがSNSで話題になりました。その実、厳格な社会性をもつ動物ですので、個体間の関わり方をぜひ観察してみてください。
ビスカチャは特徴的な模様の魅力はさることながら、巣穴にものを持ち帰る習性があるようで、飼育係のバケツを持ち去ろうとするような攻防がなんとも面白いです(個人的に)。飼育係がビスカチャの展示場にいたらチューもくです!

エコハウチュー
入口。飼育係手製の看板もチューもく
グンディ
グンディの姿が見えない時は岩場も探してみてね
ビスカチャ
なかよしのビスカチャペア

part2へ続く・・・

繁成飼育係

お問合せ先

〒355-0065 
東松山市岩殿554

こども動物自然公園管理事務所

電話:0493-35-1234

FAX:0493-35-0248

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